『パーキンソン病の波』ですよ。体調が優れず受診した時の診断結果です。

パーキンソン病

体に異変を感じてからは10年近い年月が経とうとしています。そして、パーキンソン病と診断が下り、服薬が始まってから5年目ですから進行して当たり前。けれど、これからのことを考えると日々不安はつのります!その❝パーキンソン病の波❞は治まるのでしょうか❓

今回は、パーキンソン病の症状が一時的にツラくなることってあるのか?!
について書いていきたいと思います。

このところ2ヶ月ぐらいでしょうか?よろついたり、バランスが悪くなったな~っていう自覚が私の中ではありました。パーキンソン病は進行性の難病です。覚悟はしていても、アッ!変だな、これはまた次の段階に進んだかなって思う瞬間はツラいです。

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パーキンソン病の症状が一時的にツラくなることってあるの?

パーキンソン病は、4大症状の他にも様々な症状に悩まされます。ようやくパーキンソン病が全身疾患であることが認知されてきました。前の記事でも書いたのですが『パーキンソンコンプレックス』と言う言葉も定着しつつある状態です。

パーキンソン病の運動症状は水面に見えているホンの1割ほどのもので、残りの9割は水面下に隠されているというのが『パーキンソンコンプレックス』でしたね‼水面下に隠れている症状…というか、パーキンソン病患者が抱えるツラさは患者一人一人違うと言っても過言ではありません😰

例えば、幻覚・妄想、鬱症状、不眠(日中の突発性過眠)、便秘、頻尿,立ちくらみ(メマイ)などの自律神経症状、嗅覚異常、色彩覚の低下もあるそうです。そして私がツラいのが痛み😭疲労感、むずむず脚症候群、レム睡眠行動異常症など、キリがないほどの非運動症状です。

◎今、特にツラいのが左足の固縮と浮遊感。一時的に悪くなる原因で考えられるものは…。

《気圧の変化》
私は、パーキンソン病の診断が下る前に最初に『何かおかしい!』と思ったのがメマイや不眠など一般的に❝自律神経❞が関係する部分でした。パーキンソン病の薬を飲み始めてからは不思議と便秘以外のメマイ、不眠は落ち着いていたのです。

ところが、ヤッパリこの季節、梅雨の頃になると嫌~な感じが頭をもたげてきます。そして、それが年々酷くなっているような気がするんです。波が大きくなっている…そんな感じでしょうか⁉

気圧の変化はまず、体に物理的な影響を及ぼすそうです‼となりあった物質は平均化しようとして、圧力の低いほうへと流れようとします。人間の体は『水の袋』と言われるほど水分が多い上、水分は流動的❗圧力の低い空気中へ向かおうとします。

そのため、細胞内の水分も外に向かって膨張することになるのです。これが❝浮腫み❞の原因になったり、血管が拡張して血圧が下がると考えられています。❝浮腫み❞の原因には、暑い季節で汗をかくのに湿度が高く、十分に汗が蒸発しないということも考えられるそうです🤔
*頭の血管が膨張する⇒頭痛
*喉の血管が膨張する⇒気道が腫れて喘息という症状も現れてくるわけですね!

何と『気象病』という言葉まであるんです‼必ずしも症状が悪くなるのが気圧が低くなるときだけに起こるわけではありません。けれど、低気圧が近づく季節のほうが、体の順応力が働きにくく、結果として体調不調が起こりやすいと言えるかもしれません😔

あまり気にし過ぎず、いつものペースでリハビリをしながら低気圧が過ぎ去るのを待つしかないですね。それと並行して先日、『波だよ!』と言われ主治医から処方してもらった漢方薬の「ツムラ㉓当帰芍薬散」は、メマイ、しびれや神経痛、浮腫みにも効能があるようです。焦らずシッカリ服用して『波』を乗り切りたいと思います‼

《ストレス》
パーキンソン病を発症することの多い50~60歳代は、何かと❝ストレス❞を感じる問題を抱え込みやすい年齢なんです。子どもの独立や配偶者の定年、双方の親の高齢化など…。自分がパーキンソン病で大変だ❗って言っていられないことも、ここ数年の間にいろいろとありました。

そして、パーキンソン病になって思うこと「打たれ弱く」なってます。これは、パーキンソン病だけのせいじゃないとは思いますが、ストレスが溜まるとパーキンソンン病に『波』がくる⇒『波』が来ると⇒ストレスを感じやすくなる!の悪循環ですね😫

精神的なストレスでパーキンソン病の症状が悪くなったり、進行が速くなるということは直接関係があるとは言えないと思います。ただ、ストレスを強く感じることによって❝睡眠時間が短くなる❞、❝食欲がなくなり便秘に拍車がかかる❞など、ストレスはパーキンソン病の大敵と言えるでしょう。

また、パーキンソン病は疲れやすくなりますから、ストレスで精神的・間接的な疲れを感じることもできる限り避けたいところです!その辺りも『波』の原因かもしれません!

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コメント

  1. 須永啓子 より:

    天気によって症状の波があります!

    • コメントありがとうございます。そして、つたないブログですが、見ていただいて嬉しいです。症状の波は季節によっても、天候によっても、ストレスによっても起こりませんか?私なんて、その波が“かたまり”となって大波が押し寄せることもあります。なんで、今日はやけに足がすくむんだろうとか、いつもだったら薬が効いている時間のはずなのにとか、思えば思うほど身体がカチカチになってくるような、そんな気がします。結構、凹みますよね。コメントからはどんなふうに波があるのかは推察できませんが、私がチョッとしたことで“進行したのでは?”と不安がるので、主治医が言ってくれたくれた言葉なんです。今は波が来ています、まともにかぶっては倒れてしまいますよ。少し、体を伏せて静かに波が去るのを待ちましょうと言ってくださいました。診察して、本当に何かしら変化が有れば、そんな悠長なことは言っていられなかったのでしょうが…。暫くすると、波は引いて行きました。これだけ気圧の変化が大きい時です。ただでさえ自律神経障害も伴う病気ですから、波はきて当たり前!くらいの気持ちでいましょう。※強がってますが、本当にツラいですよね。むずむず脚症候群も暴れまわってます!

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