パーキンソン病の進行に合わせた『薬』の変更と、次の課題“抗うつ剤の断薬”の経過です。

お薬合わせ

今から2か月前にパーキンソン病の進行からか『すくみ足』が酷くなり、夕方以降は歩行器も使えないほど身体が動かなくなりました。歩行器は便利なようで、❝小回りが利かない❞、❝段差に弱い❞などで使えず、結局4点杖をレンタル‼

そこで、主治医と相談して『現在の私の状態に薬を合わせる』と同時に、課題だった抗うつ剤の断薬にも再挑戦することになりました。
お薬合わせの具体的な内容の記事はこちらです。⇒クリック
★断薬に挑戦中、精神科受診の記事はこちらです。⇒クリック

今回は
①パーキンソン病の薬合わせはスムーズでした。
②前回失敗した抗うつ剤の断薬に再挑戦。
③抗うつ剤の断薬は成功したのでしょうか?
について書いていきます。

 

 

 

パーキンソン病の薬に関してはスムーズに『薬合わせ』が終わりました!

 

今の時点で、私がパーキンソン病の治療のために服用している薬は、レキップ8㎎×1+2㎎、トレリーフ25㎎×2、ノウリアスト20㎎×2、シンメトレル50㎎×2、スタレボ100×3、便秘対策にマグミット500㎎×2、ツムラ六君子湯×3となりました。

増量されたのは、レキップが2㎎とシンメトレルです。主治医は、もっといろいろと考えらしたようなのですが、私の様子が落ち着いたため「必要のない増量は、今後のためにもならない」とのことで、体の動きは7~8割ぐらいで『お薬合わせ』は終了です‼

少しマシになったとは言え、夜の❝すくみ足❞は怖いですし、❝足の指の痛み❞は相変わらずですが、ホドホドのところで合せておくしかありません。完全を求めると❝ジスキネジア❞が現れます…なんて厄介な↘↘

 

前回、失敗した抗うつ剤『リフレックス』の断薬に再挑戦!

《断薬を目指しているリフレックスとはどんな薬なのでしょう?》

私が「リフレックス」を服用し始めたのは、まだパーキンソン病との診断が下る前の心療内科に通院していた時です。ですから、もう5年以上はリフレックスを服用し続けていることになります。

リフレックスは、三環系や四環系、SSRIやSNRIなどの抗うつ剤と違って、Nassaと呼ばれるタイプの抗うつ剤に分類されます。

Nassa以外の抗うつ剤は「セロトニン」が吸収(=再取込)されないようにすることで、セロトニンの濃度を増やしていきます。

このNassaはセロトニンの分泌自体を増やすことで、セロトニンの濃度を上げるのです。この辺りの説明は、心療内科でも『新しいタイプのお薬だよ』と説明がありました。リフレックスの特徴は、❝抗うつ効果が強い❞、❝即効性がある❞、❝不眠にも効果あり❞、❝口渇などが少ない❞などが代表的です。

そして、また代表的な副作用が❝太る❞、❝眠気❞です。私は、たまたま両方とも大丈夫で「リフレックス」との相性が良かったんだと思います。

私が「リフレックス」を使い始めた大きな理由が❝痛み❞です‼抗うつ剤には❝痛み❞を和らげる働きがあるのです。うつ病患者の半数以上が❝痛み❞を訴えているにも関わらず、検査をしても異常なし😔何故痛いのか?という明確な理由は分かっていないようですが、脳内の「モノアミン」という物質が少なくなるからでは?と言われています。

この「モノアミン」は、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンに影響を与える物質の総称だそうです。私の場合は、うつ病で体が痛かったのか、パーキンソン病の兆候で体が痛かったのかは定かではありませんが「リフレックス」に助けられたのは事実です。

《前回(転院する前)に断薬に失敗した原因は?》

これは、簡単で前の主治医から「笑えるんだから、うつ病じゃないよ。エフピーが飲めないから抗うつ剤を止めてね、もう打つ手がないんだから」と言われ、その日から一気に就寝前に服用していたリフレックス15㎎を断薬するという暴挙に出たからです。断薬から2週間後にエフピーが処方されました。

そのころから徐々に頭がおかしくなりそうなぐらい不安になり、体中が痛み出し、救急外来に駆け込みました。同じ神経内科でも曜日によって担当医師が違います。事情を話すと「そんな無茶をして…。エフピーを飲んでしまったのなら、リフレックス再開まで2週間は空けないとダメだよ」とのこと。分かってはいたものの2週間の長かったこと😭

それほど、エフピーと抗うつ剤は併用禁忌なのですそして、2週間後リフレックスを再開すると症状は治まりました。ただ、当時の主治医との溝は埋められないまま転院したのです。

今回、リフレックスの断薬再挑戦は成功したのでしょうか?

今回は、時間をかけて慎重に減薬をしていきました。まず、3週間弱の間は服用を半錠にしました。その後、半錠を1日おきに。精神科の主治医は「もう、薬の効果は消えてると思うから、後は気持ち次第」とのこと。8月の末から服用を中止しました。

薬を減らしていくこと自体はスムーズでした。ただ、これだけ長期服用していた『抗うつ剤・リフレックス』の断薬は甘いものではなさそうです。一般敵に抗うつ剤を約6週間以上飲んでから、急にやめたり減らすと離脱症状は出現してしまうリスクが高まると考えられているようですから、私がいくら慎重に減薬しても出ないはずはないですね…。ただ、リフレックスは離脱症状が出にくい抗うつ剤と言われているのですが↘↘

離脱症状は様々で、うつ病の再発と間違えられることが多いようです。症状としては、めまい、筋力低下、吐き気、頭痛、抑うつ、不安、不眠、集中力低下、インフルエンザのような症状、知覚異常など‼

私の場合は、半錠にして毎日服用していた時は『問題なし』。ところが、1日おきにして数日経った頃から、お腹の調子が悪くなりました。下痢とまではいかないのですが常にゴロゴロして腹痛があります。食欲はガクンと落ちました。体重も当然減少😱

この頃、時候が安定せず、ただでさえ自律神経が乱れているというのに体力までなくなっていました。そして、中途覚醒です。夜中に何度も目が覚めるので、次の日が倦怠感と吐き気で始まります。いつもなら10時には、家の片づけが終わっているのにグズグズしていると1時間ぐらい遅れてしまいます↘↘夏バテ?とりあえず、係りつけの内科に行き腹痛止めをもらいました。

これって、離脱症状だったんですね~😖あんまり、スムーズに減薬できたので全く考えてもみませんでした。今、リフレックスを断薬して約2週間になります。まだ、❝寝つきの悪さ❞、❝体の痛みが強くなった(これは服用してない不安からかも)❞、食欲不振などが続いてはいます。

先日の受診の際に主治医に相談しましたが、パーキンソン病の方は問題ないので、何とか漢方薬でのりきって欲しいとのことでした。そして、今回と前回で大きな違いが‼それは、前回は、早くリフレックスを飲みたいと、1日1日が永遠のように感じられるほど「リフレックス」に執着していたように思います。

ところが、今回は離脱症状が出てツラいのは同じなのですが、「リフレックス」を飲みたい‼と思わないのです。この症状は1週間で治まった人もいれば、3ヶ月かかったという人もいるようです。不思議とエフピーに対する執着もありません。

主治医の「服用する薬の種類は、できるだけシンプルに」という言葉だけを信じて焦らずに落ち着くのを待ちます。断薬は、道半ばと言ったところでしょうか

 

コメント

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