パーキンソン病の4大症状は『氷山の一角』!パーキンソンコンプレックスについて説明します。


まだパーキンソン病を4大症状だけで説明しているのなら、パーキンソン病の研究は❝道半ば❞といった感じでしょうか?パーキンソンコンプレックス…この言葉の意味は、後ほど説明します。4大症状の下には、様々な患者の悩みが隠れているのです。

この4大症状しかパーキンソン病患者に発症しないなら、皆の日々の苦しみは随分軽減されるはずです。一人一人が抱える、痛みやツラさは中々分かってはもらえません。

本当は患者自身がもっと、自分が罹患したこの厄介な病気のことを世の中に発信していく必要があるのかもしれません

パーキンソン病というものを根本的に考え直す時期だと思います。運動症状にばかり目が行きがちですがそれ以外の非運動症状も併せて、この疾患を治療していかなければ、私たち患者の苦しみは理解してもらえないでしょう。今回、その辺りを書いていきます。

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パーキンソン病に対する考え方を変えよう!

近頃、耳にする『パーキンソンコンプレックス』という言葉。当然、パーキンソン病になったから劣等感を持つようになったということではありません。それは容易に想像できますよね‼

パーキンソン病になってからというもの嫌というほど『パーキンソン病の4大症状』の文字を見てきました。
①動作が遅くなる
②医師が問診の時、両腕や足の関節を動かしたときに、
特有の抵抗を感じる筋強剛
③静止時の震え
④転びそうになった時に足がさっと出ない姿勢反射障害

その他に
⑤同時に2つの動作ができない
⑥自由な速さのリズムが作れない
この6つの症状で
パーキンソン病のほとんどの運動症状の説明ができると言われています。

パーキンソン病は必ず片側から発症します。私は左側からでした。今も筋固縮は左側に強く出ます。片側から発症して両側性になるのに早い人で約1年、遅い人だと数年かかるそうです。

中には、最後まで左右差があり、どちら側から発症したのか分かることも少なくないようです。私も体に異変を感じてから10年近くになりますが、はっきりと左側に強く筋固縮が出ます。

初発症状は震えが一番多いそうですが人によって違います。私の場合はリラックスできない!でした。椅子に座っても、どこかに力が入っているのです。足の着かない椅子に座るとブランとできなくて震えが出ます。それでも整形外科の医師にはパーキンソン病だとは分かりませんでした…仕方がないですね

次に多いのが動作の拙劣さ。例えばスリッパを脱ごうとすると片側だけ脱げないという症状。スリッパで歩くのはパーキンソン病患者にとって大変!です。訪問先でスリッパを丁重にお断りするのに疲れます。

以前はパーキンソン病は感覚異常は伴わないと言われていたそうです!

とんでもないことです!私に言わせれば、痛みで発症し、痛みで苦しむ!と言っても過言ではないほどパーキンソン病の「痛み」はツラいです

一歩目が出にくい『すくみ足』や『姿勢反射障害』で発症することは皆無に等しいと思います。もしそうなら、私のように何年もドクターショッピングを繰り返す事もないでしょう。

もし、最初からすくみ足や姿勢反射障害が出た場合は、『パーキンソン症候群』かもしれません。私が、抗鬱剤のドグマチールで薬剤性パーキンソン症候群になった時、最初から両側に典型的な症状が出ました。※原因となっている薬の服用を中止すると、直ぐに症状は治まります。

 

『パーキンソンコンプレックス』とは?

パーキンソン病は運動症状だけではありません。本当に運動症状だけなら、どれほど楽でしょう😔

『氷山』に例えると分かりやすいかもしれません。運動症状は水面上に見える部分であり、全体の10分の1に当たるかどうかといったところです。

ということは、水面下には全体の10分の9が隠れているということになります。

水面下にはどんな症状があるのでしょうか?

*精神症状:幻覚・妄想、不安、不眠、日中の過眠
*自律神経症状:便秘、頻尿、立ちくらみ、発汗障害

嗅覚の低下、色彩覚の低下、痛み、非常に強い疲れ、むずむず脚症候群、夢を見て大声を出したりするレム睡眠行動異常症なども水面下に隠れている可能性のある症状です。

パーキンソン病は単に大脳基底核疾患ではなく、全身性のパーキンソン複合病態(Parkinson Complex)として認識すべきとの考えも提唱されているのです‼

私個人の場合で言うと、一番ツラいのが“痛み”です。むずむず脚症候群、筋固縮による“痛み”。なかなか理解してもらえず孤立感が強くなります。10分の9のツラさを分かって欲しい

一日も早く、パーキンソン病が全身性のパーキンソン複合病態(Parkinson Complex)として診察、治療方針が進むようになることを願っています。

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