パーキンソン病でも自由に出かけたい!『進化する電動車いす』。レンタルもできます!

パーキンソン病

「WHILL Model A」という電動車椅子が発売された時、凄い‼と思いました。カッコいいんですよ❗これなら乗ってみたい❗行きたい時に、行きたい所に自由に行けるってことは、パーキンソンン病患者にとっては本当に嬉しいことなんです。

本体価格が995,000円(非課税)送料調整費別というのは、チョッと手が出ないな~とは思いましたが、今までの電動車椅子のイメージを一新するものでした。

「100m先のコンビニに行けない…」、そんな車椅子ユーザーの言葉から始まったという電動車椅子WHILLの開発。健常者には考えられないような些細なことでも、私たち障害を抱えているものにとってはツラい壁となることがあります。

パーキンソン病は、その日の天候や体調で薬の効きも違います。いつもできていることができないと、ますます気分が落ち込みます。そんな時に、 スマートで機能的なモビリティがあれば、 行動範囲が広がるような気がしてテンション上がります‼

いつまでも自分の足で歩きたい!当然、そう思っています。でも、パーキンソン病は進行性。自分の足で歩くことができなる日がくるかもしれません。そんな日が来ても大丈夫って思えるようなスタイリッシュな電動車椅子です😀

モビリティの福祉用具も進化を続けています。それは、私たちにとっては世界の広がりでもあるのです‼今回は、電動車椅子WHILLに焦点を絞って書いていきます。

 

 

 

WHILLってどんな会社?


WHILL, Inc. (アメリカ本社)と WHILL株式会社 / WHILL K.K. (日本本社)が拠点のいろんな意味で若い会社です。HPを拝見し驚きました。これほど高額な、そして高度な車椅子を開発した…キッと大企業が❝これからは福祉の時代だ!!❞とかで参入してきたのかと思ったのですが、全く違っていました。

設立は、2012年(平成24年)5月。従業員数も、日本・アメリカ・台湾で約50名という規模です。 最高経営責任者(CEO)の杉江 理さんは1982年生まれですから35歳と言う若さ!

WHILL, Inc. 最高開発責任者(CDO) 兼 WHILL株式会社 代表取締役 の内藤 淳平さんもWHILL, Inc. 最高技術責任者(CTO) 兼 WHILL株式会社 代表取締役の福岡 宗明さんも1983年生まれという何もかもが若い会社です❗だからこそ、既成概念にとらわれない『完全ユーザー目線』の物が生みだせたのかもしれません↗↗

WHILL株式会社のHPはこちらです。⇒クリック

WHILLってどこがスゴイの?

何と言っても、今までにないデザインですね❗初めて見たときはビックリしました。

ModelAの段階で超高性能です❗WHILLの前輪タイヤは24個の小さいタイヤで構成されているのです。そのため幅60cmのコンパクトな車体は後輪を中心にその場で回転することができます。

また、四輪駆動なので何と7.5cmの段差も乗り越えることができるのです‼ということは、路地や砂利道、でこぼこ道も大丈夫。行きたい所に自分で行けるのです。最高ですよね😊

100万円近い価格にも関わらず、日米で1,000台を売り上げたというのも納得です。

そして、2017年に新モデル『WHILL Model C』が発売開始です。ModelAに加えて、収納性を高める分解機能、バッテリーは取り外し可能に、ホワイト・グレー・ブラック・ブルー・ゴールド・ピンクと豊富なカラーバリエーションなど、ますますパワーアップです。

パワーアップした上で、約55%の軽量化を実現。外出・旅行先に車に積んで運んだり、玄関などの小さなスペースに分解して収納したりすることが可能になりました。そして、何より驚きなのが価格です。モデルAの半額以下の45万です。

ただ、コンパクトな分、乗り越えられる段差は5cmまでですね。我が家は、マンションなので、このモデルCだと玄関に入れられるので文句なし‼です。

モデルAもモデルCもBluetooth®LEで、スマートフォンと接続すれば、いろいろな設定ができるようです。※専用のアプリのインストールが必要です。本当に凄い!

値段が半分になったとは言え、オプションやらいろいろと必要な物を付けると45万円+何万円になるのやら…購入するしかないのでしょうか?他に方法は?

『WHILL Model A・C』に関して気になるところをまとめてみました。

❖WHILLは購入しかないのでしょうか?

Model C、WHILL Model Aともに全国の販売店で購入、レンタルができます。そして本体は福祉用具として非課税です。介護保険でのレンタルは月に5,000円くらいなようですが、レンタル業者によって違いがあるかもしれません。でも、これは嬉しいですね‼

補装具費用を給付希望する場合は、住んでいる自治体に相談しましょう。申請者にとって生活上必要と認められた場合、購入金額の一部が補助されます。

❖運転するために、何か免許は必要?

道路交通法では歩行者扱いとなりますから WHILL Model C、WHILL Model Aともに免許は必要ありません。最高速度の6㎞と歩行者としての交通ルール、マナーを守って走行しましょう。

❖電車を利用することはできるのでしょうか?

これは、一般的な車椅子と同じですね。WHILL Model C、WHILL Model Aともに基本的には乗ることが出来ます。私もカートで電車に乗り込む時は、事前に自分が乗車する電車を伝えておきます。

電車とホームが空いている場合があるので、駅係員の方が板状の物を渡して乗降のお手伝いをしてくださいます。駅構内でのエレベーターなどバリアフリーの設備も事前に確認しておきましょう。

飛行機の場合は、航空会社によって対応が違うようです。必ず事前に連絡を取っておきましょう!

今回は、 WHILL Model C、WHILL Model Aだけを取り上げましたが、福祉用具が充実、開発されるのは、パーキンソン病患者にとって嬉しい限りです。

行きたい時に、行きたい所に❝自分で❞行くことができる‼それは、一日でも長く自分の事を自分でしたい‼という私の希望を叶えてくれるものかもしれませんね。

 

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