パーキンソン病の薬を飲み始めて9年目。コロナ禍の中!ワクチン接種について考えてみました。(前)


『新型コロナウイルス』その名が知られ始めて1年といったところでしょうか?でも昨年の1月末の時点でその一年後、世界が日本がこのような事態になっていようとは誰が想像できたでしょう?
一昨年末のニュースでは季節性インフルエンザと感染力も重症化するリスクも変わらないと有識者が数人集まって議論しているのをニュースで観て安心したのを覚えています。

感染病の専門家は警鐘を鳴らしていたかもしれませんが…。私たちが、ようやく事の重大性に気づかされたのは、前にも書きましたが志村けんさん、岡江久美子さんといった、つい昨日までくらい!の感覚でメディアに登場していたタレントさんの訃報。

そして、それまで知らなかったことが、いろいろと分かってきたのです。入院してしまえば面会はおろか、考えたくもないですが臨終にすら立ち会えない。骨壺に入って帰ってくるまで会えない!それって会えたって言えるの?未だ、コロナの勢いは衰えず、いよいよ医療崩壊が!!!

この一年、毎日マスク着用。これを忘れると人とすれ違うのさえ遠慮してしまいます。私は、そろそろ鼻がグスグスの季節。ソーシャルディスタンスを取らずにクシャミなどしようものなら脱兎のごとくその場を逃げ去るしかありませんよね。

以前の記事で、感染症に詳しい医師がパーキンソン病患者が『新型コロナウィルス』に感染した場合は、パーキンソン病の治療もシッカリとしつつ徐々にコロナも抑えていくという方針も打ち出しておられるようです。ひとまず安心しました。

今回、コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、頼みの綱の一つが『ワクチン』です。もう海外では接種が始まっているようです。コロナに対するワクチンがパーキンソン病患者にとって安全なのか?そもそもワクチンとは何?という基礎の基礎から調べていきたいと思います。

★下の数字は、少し前に感染者数が上げ止まりの兆しすら見えなかった時のデータです。今は緊急事態宣言を受け新規感染者数こそ減少傾向ですが、数字が減ったからと緩めてしまうと、また戻ってしまうのでは?と思うのですが…2021年2月1日の時点では、ピークの時よりは減少しています。

けれど、依然として重症化患者は多く、症状が軽いからと自宅療養するように言われ、結果自宅で症状が急変し死亡に至るという事態…私は、こんな時期だからこそパーキンソン病患者として難病の罹患者の当事者としできるだけの情報を集めていきたいと思います。

❖兵庫県

◆感染者合計数16,111人
◆回復者数13,417人
◆死亡者数380人
❖日本
◆感染者合計数38.1万人
◆回復者数31.4人
◆死亡者数5,503人
❖全世界
◆感染者合計数1.01億人
◆回復者数5610万人
◆死亡者数219万人
※世界の人数は、もっと多いのではないでしょうか?医療機関が充実していない国、戸籍のようなものも無くコロナだと分からないまま亡くなってしまわれた方。その数を足すことが可能なら…まさに“パンデミック”です!

そもそも『ワクチン』とは?!

『ワクチン』ってどういうものなのでしょう?“予防接種”っていう言葉が真っ先に浮かんでしまいます。罹っていない感染性の病気に対してワクチンを打つことで『抗体』を作るもの。と、私は考えていました。正直なところ、この程度の知識です。この程度でも恥ずかしながら生きてこれました。

そしてその病気は、例えば“はしか”、“ポリオ”、“おたふく風邪”、“季節性インフルエンザ”などなどが、まず浮かびます。

コロナワクチンを語る前に、私には『ワクチンとは何?』『ワクチンはいつから使われているの?』といいうレベルから始める必要がありそうです。お付き合いくださいませ。

【ワクチンの歴史】
今からほんの220年ほど前の1796年に、ようやく伝染病の『天然痘』のワクチンが発明されました。※天然痘の致死率は30%!

日本は江戸時代です。日本で、どういった有名な人が誕生しているのでしょう?
◎寛政5年(1793年):12代将軍の 徳川家慶

◎寛政6年(1794年):江戸幕府老中の水野忠邦 ◎120代天皇の仁孝天皇
※日本と世界の医療レベルには大きな差があったのでは?と考えてしまいます。ちなみに『天然痘』の致死率は30%!!

『天然痘のワクチン』こそが全ての病気を通して初めて『罹って抗体を作る』ということを人間の手によってせき止められるようになった歴史的な発明ですよね!天然痘は根絶されました。

❖19世紀に開発されたワクチンを抜粋してみました。
◎1879年:コレラ(Cholera)
◎1882年:狂犬病(Rabies)

◎1890年:破傷風(Tetanus)
◎1897年:ペスト(Plague)
❖20世紀に開発されたワクチンです。こちらも抜粋。
◎1926年:百日咳(Pertussis、whooping cough)
◎1927年:結核(Tuberculosis)
◎1932年:黄熱病(Yellow Fever)
この後、インフルエンザ(Influenza)、小児麻痺(Polio)、日本脳炎(Japanese encephalitis)などが開発されていきます。

この後、私たちがよく知っているB型肝炎、髄膜炎、インフルエンザ、ロタウイルスなども続々と開発されていきました。

ワクチンとは?
皆さんご存知のことばかりで申し訳ありません。ワクチンはもちろん医薬品。無毒化(弱毒化)された抗原を投与 → 体内にある病原体に対する
抗体産生を促す → 感染症に対する免疫Get!!

★現時点では、ワクチン接種が感染症予防において最も重要で効率的な手段であると考えられているそうです。

まだまだ前半!それにしてもワクチンができてから約200年。人類の歴史のホンのホンの先っぽですよね。ウイルスと人間のバトルは終わることはないのでしょうか?後半はもっと詳しくワクチンのこと調べていきます!

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