パーキンソン病の診断から2度目の抗うつ剤断薬に挑戦!今回は慎重に…。

パーキンソン病

7月頃からパーキンソン病の薬合わせと同時に、5年以上という長期服用している抗うつ剤・リフレックスの断薬に再挑戦をしています。前に、次の日から一気に断薬し断念したことから、今回は徐々に段階を踏んで減薬から断薬へと進めてきました。

今日、精神科の受診時に断薬の経過を話したとき「疲労」という症状の怖さを院長先生から説明されました。併せて記事にします。難病になったから鍛えなければ!疲れたなんて言ってたら周りに迷惑がかかる…その考えが間違っていると何度言われても、またやってしまうのです。情けないです😖

薬合わせと抗うつ剤の断薬の記事はこちら。その①⇒クリック・その②⇒クリック

まず、就寝前に1錠服用していたリフレックスを半錠にして約3週間。その後は半錠を1日おきに減薬。そして完全に断薬をして20日近くになります。前の記事(その②)で書いた症状に変化はありません。

今日は、台風が近づいているせいもあるのかパーキンソン病の薬の効きも朝から悪く、なかなか❝オン❞になりません。おまけに吐き気と倦怠感に加え浮遊感まで↘↘けれど、いつものように精神科の主治医と話すと気が晴れてくるのくるのです。その辺り書いていきます。

 

いつも不思議な力で、沈みきった気持ちを上げてくれる精神科の院長先生に感謝です!

診察室でいつものように「どうですか?」とニコニコ顔の院長先生。それだけでも毎月、ホッとします。前回の受診の時は、1日おきとは言え体にリフレックスが入っていましたから、体調の変化もさほどありませんでした。前回も書いたように❝夏バテ❞、❝夏風邪❞と思っていたぐらいですから。

「先生、やっぱり断薬するとシンドイです。倦怠感と不眠から昼間眠いし、食欲もないんです。こんなことはいつまで続くんでしょう?」と話しをすると…ニュープロパッチの副作用で❝首下がり❞が出た時と同じように、温厚な先生の口調が厳しくなりました。

「いつまで続くんでしょう?って思っているうちは、ズッと続くよ!」そして「倦怠感がある不眠で昼間眠いなら、なぜ眠い時に体を横にして眠らないの?」と言われてしまいました。私の性格を見抜いてのことです‼

私は、『疲れれば休む』の逆で、『疲れるなんて、気持ちがたるんでるんだ!もっとシッカリしないと!』『休むなんてとんでもない!病気になって仕事を辞めただけでも社会から孤立してるのに、寝てる場合じゃない!』と思ってしまうんです。

院長先生は、そんな私にいろいろと考え違いをしていると話してくださいました。

「疲労」というのを軽く考えていました…。それは大きな間違いでした!

 

先生の話はカウンセリングの時のように続きました。『達成感を求める』『休むことに罪悪感を持つ』というのは人間だけで、だからこそここまで発展してこれたのだから100%悪いことではないよ、と前置きした後で「疲労」の怖さを説明してくださいました。

疲労感を自覚しているのに休まずに動き続けると、細胞の傷が修復できなくなるのだそうです!それが、進むと脳にまで悪影響を与えることになり、なかなかとれない疲れや不安・抑うつなどの症状を引き起こす…せっかく良くなりかけた『鬱』が逆戻りどころか、もっと酷い状態、取り返しがつかなくなるそうです。

それほど「慢性疲労」というのは怖いもので命に関わる‼と怒られました。そして、私が倦怠感に加え、体の痛みも前にも増して酷くなってきたことを話すと、脳の機能異常ではないか?とのことでした。疲れているのに❝もう少しキリが良いところまで❞。そこまで達成すると❝もう少し…❞とキリが良いどころか、キリがなくなり疲労がドンドン蓄積されてしまうのだそうです。

マラソンに例えて、ゴールすると選手は達成感から❝一時的にハイの状態❞になるけれど、体は疲労でボロボロのはずでしょ!パーキンソン病になって❝死にたい❞と言っていた時期からズッと見守り続けてくれた院長だからこその診察だったと思います。

もっと頑張らないと、もっと自分の価値を高めないと!なんて勘違いをしている間は疲労はとれないし、本当に死に至る場合もあると繰り返し言われました。今まで、ボーッとすることが苦手だから、精神的に追い詰められたのだろうけれど、本気で精神科の薬を卒業したければ『休む』事だけが薬だとのこと。

どうしてもダメな時は、デパスやソラナックスでやり過ごす日があっても良いけれど、とにかく『休む』‼これは、厳命だからと締めくくられました。そして、大事なことを忘れていました。パーキンソン病は『疲れやすい病気』なのです↘↘

 

もっと怖い「慢性疲労症候群」!

 

「慢性疲労症候群」とは、原因の分からない極度の疲労感が、長期間続く病気で、診断基準ができたのが1988年。1990年代ごろから、日本でも国際診断基準に基づく症例が報告されたそうす。そして、患者数は増え続けているのです。

「慢性疲労症候群」は、身体を動かせないほどの疲労が6か月以上もの長期間にわたって続くのだそうです。Chronic Fatigue Syndromeという英語名から「CFS」と呼ばれています。

主な症状は、微熱・頭痛・のどの痛み、疲労感、筋肉痛、不眠と過眠、気分障害。「慢性疲労症候群」の治療は、薬物療法が中心になります。ただ、慢性疲労症候群を完治させるのは難しいのです。

一般的には治療を続け、徐々に症状の改善を図っていくことが大切なんです。諦めずに投薬治療を続けていると、3~4年で通院の必要がなくなるケースもあるようです。

私の抗うつ剤・リフレックスの断薬から話がズレてしまいましたが、今日精神科の院長に説教?!をされて、薬にばかり頼っていた事を反省しました。そして、キチンと病気や薬の事を説明してくれる医師に恵まれて良かったと思っています。
 
まず、体を立て直さなければ薬を減らすことはできません。また、体調を崩して薬を増やすところでした😱パーキンソン病のためにも薬をシンプルにするという目的から外れてしまってました。

あらためて軌道修正して、シッカリ食べて、シッカリ眠ります👊

 

コメント

  1. […] そこで、主治医と相談して薬合わせをすると同時に、課題だった抗うつ剤の断薬にも再挑戦することになりました。 ★お薬合わせの具体的な内容の記事はこちらです。⇒クリック ★断薬に挑戦中、精神科受診の記事はこちらです。⇒クリック […]

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