
パーキンソン病でもやりたいことは諦めないで!更なるステップアップを目指しましょう。
パーキンソン病になって引きこもっていては、ますます身体も心も固まってしまいます。何かやりたかったことはありませんか?こんな時にと思われるかもしれませんが、こんな時こそ『やりたいこと』をやってみましょう!ステップアップを目指すくらいの勢いで。
『パーキンソン病』は脳内のドーパミン細胞が減少することで発症する進行性の神経疾患のひとつで、指定難病です。残念ながら治療法は確立されていません。進行を止めることも未だ叶いません。日本では10万人に100~150人、欧米では10万人に300人の患者がいると言われています。iPS細胞の発見以来病名は知られるようになりましたが、どのような病気なのかはあまり知られていないように思います。罹患している私自らが、と感じるような『パーキンソン病』。今、まさに振戦、筋固縮、無動、動作緩慢といった症状に苦しんでいる方や見守る家族の方が、私だけじゃない!と思っていただけたらと、日々パーキンソン病と向き合う記事を書き続けています。
パーキンソン病になって引きこもっていては、ますます身体も心も固まってしまいます。何かやりたかったことはありませんか?こんな時にと思われるかもしれませんが、こんな時こそ『やりたいこと』をやってみましょう!ステップアップを目指すくらいの勢いで。
前回の記事でパーキンソン病患者の体力や筋力維持には「卓球」が合っているのではないか!ということ。また“卓球療法”というものがあること。そして、卓球に特化したリハビリを行っているディがあることなどを書いてきました。そして、その卓球療法をサポートするのが『卓球療法士』なのです。ずっと以前の記事でも軽く触れていますが、今回は、実際に卓球療法士の資格を持った方にお会いすることができました。
この前から私のブログは、ちょっとした“卓球ブーム”!以前にも紹介したことのある卓球療法士さんと『卓球バレー』について書いていきます。実は、私も体験させていただきました。なかなかの優れものです! 今回は、内容がテンコ盛りで『卓球バレー』は次の記事で後編として調べて行きます!
私は、今までに2度「卓球」に関する記事を書いています。何と“卓球療法”なるものもあって、リズムが上手く取れなくなったり、体幹がまず弱ってしまう私たちパーキンソン病患者にとって“コツンコツン”ととリズミカルに動くピン球を追いかけること、右へ左へ、そして前後に動く卓球はバランス感覚や体幹のリハビリにも繋がります。
ここのところ、何だか難しい話しが多くなってました。パーキンソン病がメインのテーマですからしょうがないと言えばそれまでなのですが、今回は“とにかく楽しむこと”、“心が落ち着くこと”をとりあげてみたいと思います。
パーキンソン病の好発年齢は、主に50~60歳代と言われています。未だに治療法が見つかっていない難病ですが、薬を服用することで、いくらか症状を緩和することもできるようになりました。天寿を全うできる時代になったのです。パーキンソン病だからと諦めず、打ち込めるものを探してみてはどうでしょう?
パーキンソン病になると、細かい作業って苦手になってきますよね!私の趣味(始めたばかり)は手織り。座り姿勢なので体は痛くなるし、糸が上手く結べないでも、失敗しながらも夢中になると『痛みが消える!』ほどではないですが『気にならなくなる』くらいになってくるのが不思議です。本当に人間の「脳」は勝手なものですよね
『楽しみ』だけでパーキンソン病が楽になるわけではありません。でも、笑ったり、心が躍るようなことは、難病の重い心身を少しは軽くしてくれる気がします。緊張も❝良い緊張❞なら決して悪いものではないかもしれません。医学的な根拠は無いんですけど。必死で考えるのも「脳みそフル回転」で良い刺激になるかも。
仕事を辞めた直後は、パーキンソン病という難病の上、収入も無くなった私が❝趣味を持ったリ、楽しんでは申し訳無い❞と思っていました。けれど、その考えは間違っていたのです。難病でも明るく過ごすことが、家族のためにできる唯一の事なのです
パーキンソン病は、治療方法こそ無いものの今では天寿を全うできる病気になりました。 それならば、できるだけ有意義に生きていかなければ「罰が当たる」というものです 急に好きな事をしても良いよ!と言われても戸惑うばかり。考えた挙句、恐る恐る始めたのが今の趣味!でも歳とって、難病になってから始めたのですから❝失敗❞の連続でも、誰からも怒られないし…。