パーキンソン病だってここまでスポーツに打ち込めます!仲間や家族の支えがあってこそです。

パーキンソン病

私は、今までに2度「卓球」に関する記事を書いています。何と“卓球療法”なるものもあって、リズムが上手く取れなくなったり、体幹がまず弱ってしまう私たちパーキンソン病患者にとって“コツンコツン”ととリズミカルに動くピン球を追いかけること、右へ左へ、そして前後に動く卓球はバランス感覚や体幹のリハビリにも繋がります。

そして、一番大切なことは『卓球を楽しんでいる!』と、いうことが皆の笑顔を見ているとヒシヒシと伝わってきます。

卓球について以前書いた記事はこちらです。⇒クリック

そして先日の2018年10月14日に『全国パーキンソン病友の会 第5回近畿ブロック 卓球交流大会』が開催されました。この日は私も応援に行くつもりだったのですが場所が遠すぎました。残念~。

大事な試合の直前に、練習の様子を見に行かせていただきました。大会に向けての最終調整の貴重な時間をさいて写真を撮らせてもらいました。皆さんの笑顔が眩しいです!

今回は、いろいろと私の説明などは抜きにして皆さんの熱心な練習ぶりを見ていただきたいと思います。見ている私のテンションも上がりました!ドーパミンでたかも!

パーキンソン友の会の兵庫支部で“卓球”をしているというのは聞いてはいました。ただ、場所は神戸なので遠いし、チョッと無理かなと思っていた矢先のことでした。

なかなか神戸の定例会に顔を出せない私に、“医療講演会の日程”など情報をくださる方がいらして、今までどれくらいの講演会を聴くことができたでしょう!

先日の『iPS細胞』の未来について、山中教授自らが講師を務められたシンポジウムもその方の連絡があってこそ行くことができました。

おさらいです!卓球は、なぜ パーキンソン病に有効といわれているのでしょう?

 

自分は卓球をしたことがなくても、どんな感じかを想像できる人は多いと思います。近頃はオリンピック・パラリンピックでの日本人の目覚ましい活躍ぶりが功を奏しているのでしょう。

卓球をするには、“両脚でバランスを取る”、“ピン球を目で追う”、“ラケットをピン球に向かって振る”といった動作を同時にしなければいけません。これって、パーキンソン病患者にとっては、凄いリハビリです!データによると、実際に卓球をしている間は小脳や中脳の働きが活性化する!脳の血流が増加するそうですよ!

現在、パーキンソン友の会神戸ブロックでは、毎週卓球に良い汗を流している仲間がいます。初心者だって大丈夫!皆がチャンと指導してくれますよ!見学だけでもOKです。

会場は、神戸市立総合福祉センター(神戸駅下車、湊川神社と道を挟んでいます)。
通常は毎週水曜日の13:30~15:30※特に用意していただく物はありません。動きやすい服装でお越しください。

それでは皆さんの雄姿をご覧ください!

 

素晴らしいと思いませんか?継続は力なり!です。

私たちパーキンソン病の4大症状「静止時振戦」、「筋固縮」、「動作緩慢」、「姿勢反射障害」はどこへやら!!会場に、カツンかツンとリズミカルな音が響きます。

皆さん大会前にも関わらずお邪魔した私の我儘に、ニッコリ!頑張ってくださいね

そして『全国パーキンソン病友の会 第5回近畿ブロック 卓球交流大会』!

卓球交流大会では、リーグ戦とトーナメント戦で数試合楽しめるようです。
もう終わってしまいましたが、今年の卓球交流大会の概要です。
●日程:2018年10月14日(日) 開会式:10時30分 試合:11時~16時
●会場:ファインプラザ大阪 大阪府立障がい者交流促進センター
●参加費:1,000円

その時の様子をまたまた、図々しく撮影してもらいました。

◆やっぱり大きな大会!って感じですね。

そして、女子で優勝したのは!神戸ブロックの方。名前が分からないようにさり気なく(無理なお願いをしてしまって、無理矢理に…)、賞品を置き送信してもらいました。皆さん、お疲れ様、おめでとうございます!

 

まとめ

難病になってもこんなに頑張れるんだ!!ということも伝えたかったことは確かにあります。けれど、あまりも目標のハードルを上げてしまうと“立ち往生”してしまいます。

こうやって頑張ってる同じ病気の人のことを想いつつ、自分のペースで自分なりの楽しみを見つけるのも、このパーキンソン病という厄介な病気と付き合っていく一つの方法かもしれません。

撮影に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。次は『卓球バレー』を取り上げてみたいと思います。

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