パーキンソン病に漢方薬は有効?『どういった症状』に漢方薬は処方されるの?②


前の記事で❝漢方薬の基礎知識❞的なことを書きました。実際、今私はパーキンソン病のレポドパとアゴニストと病院処方の保険適用の漢方薬を服用中。

実は、今回でこの病院でも3度目のトライ!これまでも病院処方の漢方薬を試したことがあるのですが、胃が痛くなったり、吐き気がしたり、メマイがしたり、チョッとした「漢方薬恐怖症」です。

そう思って服用するからダメなのかな~とも思ったりしています。漢方薬ブルーです(笑)

今回は
①パーキンソン病患者に処方される漢方薬は?
②実際に西洋薬であるレポドパやアゴニストと漢方薬とを併用した感想。について書いていきます。

スポンサーリンク

サイド上

スポンサーリンク

パーキンソン病患者に処方される漢方薬は?

私が最初に処方されたのは「補中益気湯エキス顆粒」というものでした。この漢方薬は即効性はありません。おそらく、この漢方薬は当時食欲もなく、転院したばかりで疲れが顔にまで出ていた私のために処方されたものだと思います。
【ツムラ41番】補中益気湯(ホチュウエッキトウ)エキス顆粒(医療用)の効能は?
病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔、子宮下垂、半身不随、多汗症

効能があれば副作用もあります!
発疹・発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等です。私の場合は、元気になるどころか、この副作用の吐き気(悪心)で、余計に食事が摂れなくなり、服薬中止となりました。希に、間質性肺炎・ミオパチー・肝機能障害など重篤な副作用が現れることもあるそうです。※この漢方薬は、パーキンソン病とは直接関係がないようですね。

【パーキンソン病に有効とされる生薬・漢方薬の種類】

◇白芍(ビャクシャク)
鎮痙・鎮痛作用に有効な事が認められている生薬。筋肉の収縮力を減弱させ、運動を抑制します。

◇抑肝散(ヨクカンサン)
パーキンソン病患者にとって、この漢方はとても有名ですよね。柴胡(サイコ)・釣藤鈎(チョウトウコウ)・甘草(カンゾウ)など7種類の生薬からできた方剤。

筋肉のこわばりを緩和し、神経を鎮めて気分を落ち着ける効果があると言われています。また、手足のふるえや痙攣にも有効であるとも言われています。幅広い体質のパーキンソン病患者に処方されるのが特徴です。

◇半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
半夏(ハンゲ)・厚朴(コウボク)・茯苓(ブクリョウ)など5種の生薬を配合。嚥下障害に有効であるとされています。この漢方もパーキンソン病によく処方されことで有名です。
*半夏(ハンゲ)⇒去痰、鎮吐、鎮静など
*厚朴(コウボク)⇒鎮痛、沈静、筋弛緩、中枢抑制、胃運動促進、腸管運動抑制、抗菌など
*茯苓(ブクリョウ)⇒利尿作用、健脾(けんひ)、滋養、鎮静、血糖降下など

◇芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)パーキンソン病に非常によく使われる「即効性」がある漢方薬です。私は、服用後にメマイが酷くなり、1週間経っても体が慣れず断念😭
◎❝こむらがえり❞を頻繁に起こす人にも処方されます!
*芍薬(シャクヤク)⇒筋肉の痙攣を緩和させる作用や血管の働きを順調にする働き
*甘草(カンゾウ)⇒緊張を緩和させる作用をもち、解毒、咳を鎮める効果など
これが体に合えば、左足の固縮や違和感が和らぐかも‼と期待したのですが、結果は私だけが地震⁉って思うほどの❝メマイ❞で断念しました。

*厚朴(こうぼく)
*大黄(だいおう)⇒緩下(かんげ)、消炎、健胃および駆瘀血(くおけつ)など
*枳実(きじつ)⇒理気、健胃、通便、化痰など。また、胸腹部のつかえ、腹痛、膨満感など

◇当帰芍薬散(トウ茯苓(ブクリョウ)キシャクヤクサン)…今回、処方された漢方薬です。1日3回の服用です。
一般的に筋肉が一体に軟弱で疲労しやすく、腰脚の冷えやすい者に効くと言わせていりそうです。貧血、倦怠感、月経不順、月経困難、不妊症、動悸、慢性腎炎、脚気など
*芍薬(シャクヤク)
*蒼朮 (ソウジュツ)⇒健胃整腸、利尿、発汗など
*茯苓(ブクリョウ)
*沢瀉(タクシャ)⇒ 水分代謝を調整し不要な水分を排泄する作用
*川芎(センキュウ)⇒血行を促して、血液を活気付ける作用
*当帰(トウキ)⇒血の循環を活性化する作用、鎮痛、鎮静、強壮など
★私が、むずむず脚や慢性の疼痛を訴えたために処方されたことがよく分かりました‼

漢方薬に関する Q&A!

西洋薬と漢方薬の違いは?

西洋薬は、人工的に化学合成されたものがほとんどで、その多くは一つの成分で構成され、強い薬理作用があります。一方漢方薬は原則として、二種類以上の天然の生薬で構成されているため、一つの漢方薬で、いろいろな症状に対応することができるのです。

高血圧にはこの薬というように「症状」に対して薬で対応する西洋医学に対して、漢方薬の場合、「この人にはこの薬」というように薬を選ぶそうです。それで、同じ病気でも人により薬が違ったり、全く違う病気の人に対しても同じ薬が出ていたりするんですね!

●漢方薬は長く飲み続けないと効かないの?

漢方薬は、体質改善のために長期間飲む薬といったイメージが強いですよね。確かにそれも大切なのですが、即効性のある漢方薬もあるんです。麻黄湯(まおうとう)などはインフルエンザにも用いられるようです。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)、六君子湯(りっくんしとう)、大建中湯(だいけんちゅうとう)、安中散(あんちゅうさん)なども即効性があることが知られています‼

●漢方薬には副作用がないって本当?

漢方薬にも副作用があります‼漢方薬は基本的に薬用植物を主体とした生薬が材料ですが、自然の物だから安全とは言えません。胃がもたれたり、食欲がなくなったり、下痢をしたり、血圧が上がったりすることもあります。

『甘草』という生薬にはグリチルリチンという成分が含まれています。そのために、血清中のカリウムの値が下がり、血圧が上昇するといった副作用が現れることもあるのです。
また、一種のアレルギー反応で副作用が起こる場合もあります。稀に、間質性肺炎や肝障害といった重篤な副作用が起こることも…。

薬である限り、西洋薬であろうが漢方薬であろうが、副作用はあるのです。ただ、❝薬❞は私たちには❝なくてはならないもの❞です‼西洋薬、漢方薬が持っている独自の性質や特徴を理解して、正しくつき合うことが大切ですね🙆

実際に西洋薬であるレポドパやアゴニストと漢方薬とを併用した感想!

始めてまだ、3週間くらいです。初めの『芍薬甘草湯』で足の固縮の軽減を狙ったのですが、吐き気で断念。次の『当帰芍薬散』は、吐き気もなく、食欲も出て良い感じです。

ただ、足の指の固縮に対する改善は自覚できません。ハッキリと改善されたものは❝便通❞です!今までアミティーザカプセルだったのが、それでは効きすぎるのでマグミットに変えてもらいました。便秘と下痢が交互にくることもありません。

リハビリの前に血圧と体温を測るのですが、上が80いかないほどの低血圧、外気温で体温が安定しないという状態が随分と落ち着いてきました。それが、漢方薬のせいかどうかは現段階では定かではありません🤔

『漢方薬でパーキンソン病が治る』を謳い文句にしているサイトはチョッと…と、思います。けれど、自分合った漢方薬を主治医に相談することでレポドパやアゴニスト、他の症状に対する薬が少しでも減るなら、そして使用開始を少しでも遅らせることができたら、それだけでも有効と言えるのではないでしょうか🌈

スポンサーリンク