パーキンソン病に『卓球』が効果有り?その理由は?


私が、入っているパーキンソン友の会でも“卓球交流会”なるものがります。行きたいのですが、曜日が土曜日?なんですよ…。私が住んでいる所にも、結構立派な市立のスポーツ施設が3ヶ所ほどあります。

障害者が利用する場合、利用料は「半額」ですが、障害者を指導できるインストラクターがいません。3ヶ所の内の2ヶ所には立派なプールもあります。水中ウォーキングとかしたいのですが、全て自己判断となるとチョッと不安です。

友の会の“卓球交流会”に参加できれば良いのですが、毎週神戸まで卓球をしに行くのは大変かな?と思ってしまいます。尻込みせずトライすれば良いのですが…、一歩がなかなかでないのです。まるで『すくみ足』ですね!

パーキンソン病に『卓球』は、何かしら良い影響を与えるのでしょうか?そして、その理由は何なのでしょう?その辺り調べてみたいと思います。

❖『卓球』は進行性のパーキンソン病患者にとっては最適のリハビリ。

パーキンソン病という難病を抱え、精神的なモチベーションを保つ事は大切で難しいです。全国にある“パーキンソン友の会”ですが、殆どと言って良いくらい『卓球』に関するサークル的なものを持っています。

そして驚いたことに、選手の方は卓球台の前に立つと、まるで“別人”?かと思われるほど変わってしまわれるそうです。家族に抱えられて来られた方も、車いすで来られた方も表情が変わってしまう!当然、活き活きとした表情に

試合ともなると、選手の方々は家族の協力を得て、薬の調整や体調管理などに気をつけてこられたことでしょう。私たちパーキンソン病患者はストレスや、気温の変化に影響されやすいですから…。

 

なんと!卓球療法というものがありました!

ご存知のように、私たちの治療(対症療法)は、薬物療法とリハビリによる運動療法です。どちらが欠けてもダメです。私の場合は「一日でも長く、自分のことは自分でする!」ということを目標に掲げている限り、薬をキチンと飲むのは当然ですが、体幹を鍛えるリハビリも非常に大切なのです!

そして、今回卓球がパーキンソン病に何らかの良い影響をもたらしているのでは?ということを調べているうちに『卓球療法』というものを見つけました!初耳学です

❖卓球療法とは?卓球療法士とは?

パーキンソン病になるとリズミカルな動きができなくなります。そして、何かをしながら、他の事を同時にする(チョッと分かりにくいですが)ことが困難になります。

診断が下り、パーキンソン病の薬(最初はマドパーでした)を飲み始めた時、字がスラスラ書ける!と感動しました。そして、片手でタブレットを持ったまま、もう片方の手でドアを開ける!健常者には、それがどうしたの?と思われるでしょうが、パーキンソン病患者にとっては大変なんです。

最初の問診で「キラキラ星」をしてくださいと言われた時には、情けなくて涙がこぼれました。そして、スムーズにできないのです!幼稚園児ができることができないんです…。私が今も定期的に歯科に通っているのはこれ以上“悪いところ”を増やさないため。

どうしても、上肢では歯磨き動作、下肢では歩行などの繰り返し運動に対して動作範囲が小さくなりすくんでしまう「すくみ現象」が出現する可能性が高くなるからです。その予防の為にもリズム運動が有効ではないかと言われています。そしてそのひとつが『卓球』なのです!
近年、パーキンソン病患者の間では、卓球が盛んで競技大会も全国各地で開かれているそうです。ルールも独自のもののようで、“卓球台に手をつく”、“杖を使用する”、“介護者が後ろから支える”ということが認められているそうです。絶対楽しそうですよね!やりたいです

卓球をするには、“両脚でバランスを取る”、“ピン球を目で追う”、“ラケットをピン球に向かって振る”といった動作を同時にしなければいけません。これって凄いリハビリです!

実際に卓球をしていると小脳や中脳の働きが活性化する!脳の血流が増加するというデータもあるそうです。その上、ゲーム性があるのでつい夢中になりますよね!楽しみながらリハビリができるわけです。

《卓球療法士になるには》

卓球療法士というのは、医療機関や福祉施設等で、心身に疾患のある方や介護予防が必要な方を対象にして、医療・福祉に従事している人と卓球療法士が、共に卓球の用具を活用してリハビリを行なうというものだそうです。かなり責任重大ですね!

受講は1日で、受講料は10,000円(資料代も込みで、当日支払い)となっています。定期的に全国で開催されているようですね。ただ、卓球療法士初級は日本卓球療法協会の会員にならないと名乗れないので、講習時に入会する必要があります。(入会金2,000円、年度会費2,000円)

他の資格を既に持っている人がプラスで取る資格としては凄く面白いし、将来性もあるような気がします。例えば、PT(理学療法士)さんが、講習を受けて取ってもらっていると、患者はその指導も受けることができわけですから良いですね!

まとめ

パーキンソン患者にとって“卓球”は、バランス保持の訓練にもなるし、何よりお天気に左右されない室内でのスポーツです!おまけにラケットもピン球も軽い!

スペースも取らない上に、2人いればできるのですから、卓球はパーキンソン病患者にとって最適と言っても過言ではないスポーツでありリハビリですよね。欲を言えば、それで楽しむことができたらドーパミンも出たりして…なんて!本気で卓球やってみたくなりました。

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コメント

  1. 吉田みさ子 より:

    あなた様のブログを発見した時、本当に感激しました。私の知りたいことが、私が考える疑問、すべてと言っていいほどレポートしてくださっている。リサーチ力に感心しています。「ただ者ではない」と。
    あなたの事を詮索するより、とにかくお礼を言いたかった。こんなに役立つブロブをパーキンソン病患者に、世の中に提供してくださって、「ありがとうございます!!!」
    私もパーキンソン病になって卓球を始めました。通所リハで通っているデイサービスに卓球療法士協会の会員である理学療法士さんがいます。卓球療法士協会の皆さんもパーキンソン病患者に対する研究はこれからで、まだパーキンソン病についてのノウハウがないそうです。今年の10月に全国パーキンソン病友の会の近畿ブロックの卓球大会が大阪のファインプラザであるので、そこで卓球療法士協会の先生方との接触が生まれそうです。

    • 素敵なコメントありがとうございます。本当に励みになります。その上、今回は素晴らしい情報まで!私が住んでいる所では、まだまだ障害者スポーツが浸透・確立していません。とりあえず半額にしておけば良いだろう!という感じです。当然、半額はありがたいのですが障害者を指導できるPTや運動機能訓練士が配置されていなければ安心して施設を使用できません。それなら、無いのと同じです。

      10月の卓球大会で療法士の方々との交流があれば、その感想などコメントで送ってくだればありがたいです。頂いたコメントで“お願い事”は変ですが、知りたい方は多いと思います。今後ともよろしくお願いいたします。