パーキンソン病になってから、朝『靴下』を履くのに四苦八苦!5本指ソックスは本当に良いの?


パーキンソン病になって3年目くらいから、入浴前に次の日に着る服を決めてベッド脇にセットしておくようになりました。起床時は、体の動きが悪く着替えに時間がかかります。元気な時のように、パパッと服を出して5分位でキッチンへ!なんて夢の世界です。

特に大変なのが『靴下』です!座った姿勢を保持したまま、足先をベッドまで上げて靴下を履く!子どもでも、簡単にできることが難しくなってくるんです。横にゴロンと転んだり、後ろに回ってしまったり…。

初めの頃は情けなくて泣けていましたが、最近では笑ってしまいます。決して強くなったわけでも、病気と向き合えるようになったわけでもありません。笑ってないとやってられない!これが本音…。

なにかしら『靴下』を楽に履く方法や、グッズはあるのでしょうか?そして、私も愛用している「5本指ソックス」は、足にとって良いものなのでしょうか?調べてみたいと思います。

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とりあえず安全に『靴下』を履きましょう!

今日は、どこにも出かけないから!なんて一日中、ホームウェアのノーメイク、髪の毛もボサボサなんてパーキンソン病患者にあるまじき行いです!※どうしてもできない場合は、無理は禁物です!

洗面、歯磨き、髪の手入れ、着替えはしましょう!シャキッとしたモードに切り替わります。と、言ってはみたものの、動作はスローモーションそのものです。トレーナーを脱ぐ時も気をつけないと、後ろに倒れそうになります。

そして、私にとって最大の難関とも言えるのが『靴下を履くとき』、『靴下を脱ぐとき』なんです。健康な時は“どうやって靴下を履くの?”なんて質問をされたらどう答えますか?答えに困ると思います。それほど何でもない動作なのです。

とにかく無理は禁物です。片足立ちが難しくなってくるのですから、意地を張らず(意地で靴下を立って履いているのではないと思いますが…)、やはり進行に合わせて安全に行動しましょう。

まずは起き上がり、ベッドに座ります。けれど、ベッドは案外不安定なんです。ベッドだと姿勢の保持が難しい場合は、ベッドから上手く移乗できるように直ぐ横に椅子を置いておきましょう。できれば、体重をかけても大丈夫な椅子がおススメ!

当然、背もたれとひじ掛けは付いていた方が良いですね。※ひじ掛けは、可動式が理想です。移乗する時にベッド側は跳ね上げた状態に、移乗が済めば左右のひじ掛けがシッカリと降りる椅子。お風呂用の介護椅子をイメージしてもらえば分かりやすいかもしれません。

姿勢が安定したら“靴下”を履くのですが、この時に椅子の上までシッカリ足を引き寄せられるなら、こんな苦労は要りません。椅子の前に“スツール(足を乗せる台)”のようなものを用意して、つま先を浮かせた状態で靴下を入れましょう。

●もし、椅子に座った状態で片足をもう片方の足に乗せられるなら(足を組んだ状態ですね)、スツールなどは必要ありません。一日でも長くその状態を維持しましょう!

靴下が入ったら、足の位置を前にずらします。そして今度は、踵(かかと)部分を浮かせた状態で靴下を引き上げます。脱ぐときは逆の手順になります。

自分で靴下を履くための補助器具もあります。動画がありますのでどうぞ!


※通販で購入できます。

手作りだってできちゃいます!

❖これって歩行のために良いって思っていませんでしたか?

私もパーキンソン病になってから薬の影響だったり、季節の変わり目には足が浮腫みます。それは、この間から何度か記事にしてきました。爪トラブルも起こりました!高齢の方も(私もですが…)足が浮腫みやすいのです。それで靴下のゴムがイヤっていう方多いですよね!

今は、ゴムなしの靴下もたくさん販売されていてデザインも可愛いです!私なんて上のゴムを切ってしまうこともあります。それでも全然大丈夫なんです!と、そう思っていました。

ところが大丈夫じゃないそうです何と、ゴムが緩かったり、ゴムがない靴下は、前へ、爪先の方へと靴下が脱げていってしまう…そんな状態で家の中を歩くとどうなるか!家の中での転倒事故に繋がってしまう可能性も!

けれど、“ゴムなし靴下”の欠点である、爪先が前にズレてくるというところを改良した靴下があるようです。それは、ゴムなしの足首のところにストップ機能をつけて、前にズレないようにした靴下。

靴下のはき口は緩いけれど、踵(かかと)の少し上の部分の編み方を工夫して、足首から下は、爪先方向にずれないようになっているそうです。実はこの靴下、誰もが知っている医療機器メーカーが作っています。靴下とは全く結びつきません。この靴下ってパーキンソン病の私たちにはピッタリかも!5本指も作って欲しいです。その靴下のホームページはこちらです。⇒クリック

そして、もうひとつ。私も転倒防止のプレゼントに良いなと思ったことがある“滑り止め付きの靴下”です。いかにも良さそうじゃないですか!けれど、高齢者や、私たちパーキンソン病の“すり足”の歩き方には、返って滑り止めが引っかかってしまう可能性が大!で危険なのだそうです。

5本指ソックスってどうなんでしょう!

私は、5本指ソックス派なんです!というより5本指に分かれていないと踏ん張れないし、指が靴下の中で重なっちゃたりするし…。夏場はどうしてるかというと、さすがに生足に5本指ソックスはどうかと思うのですが、普通のストッキングだと踏ん張れない

こんな感じの“つま先なしストッキング”を愛用してます。これも通販です。なかなか市販では見かけません。値段は普通のストッキングと同じくらいで500円くらいかな!

プラスこの“つま先だけソックス”の組み合わせ。このタイプは色も黒、ベージュもあるし、もっと小さなのもあってペタンコの靴だとチョッとオシャレも楽しめます。筋固縮なんて、飛んでけ~!ってわけにはいかないけれど、指が自由に動かせる!という点で気に入ってます。

◆私が愛用している靴です!夏場はレギンスをチョッと折り上げたりして履いてます。

黒い靴は“メッシュ”になってます。去年このタイプ多かったんですよ!後ろのは、踵(かかと)部分もベルトで調節可能です。セレクトショップで見つけました。履いた方が可愛いです。

《5本指の靴下が良いという説》
歩くと足の指が痛くなるという女性が、歩くときだけでも5本指ソックスを履くようにと言われたとのこと。締め付けるタイプの靴下を履かれていたようで、そうすると足の裏と足の指に均等に体重が分散されず、痛みを感じている足の指に体重が集中してかかってしまうそうです。

そのために、痛みが出ている足の指の骨に負担がかかってしまって、ますます痛くなる!という悪循環に。締め付けの強い靴下を履いていた理由は“浮腫み”があったからなのですが、そのことが痛みの原因になってしまうとは…。締め付けたまま歩くという事は常に加圧トレーニングをしているようなものだそうです!

《5本指の靴下を履くときの注意点》

5本指ソックスを履くと冷えると感じる人もいるそうです。それには、理由があるようです。靴下を履いた時に、キツイとか圧迫感があると感じる場合は足を締め付けています。そうすると逆に血流が悪くなり、足が冷える原因になるんです。やっぱり“締め付け”がダメなんですね!

チェック項目としては、サイズは合ってるか?締め付け感はないか?履いていてストレスがないか?などです。大事なことですよね!

まとめ

最近は靴下の素材も色々で、シルクを選ぶ人が増えているそうです。パーキンソン病の大敵は『冷え』です!シルク(絹)には夏涼しく、冬暖かいという特性があるからなんですね。

今は、シルクとポリエステルの混紡、綿(コットン)素材など、自分が暖かいと感じる靴下を履き比べてみるのも楽しいですよね。体も温まって、ショッピングでドーパミンも出てくれれば言う事無しですけど!

足指は心臓から最も遠く、元々冷えやすい部分なんです。なので、5本指ソックスで内側からポカポカ暖めて、冷やさないようにしましょう。パーキンソン病の自律神経障害にも効果ありかもしれません。

ただ、くれぐれも締め付け過ぎには注意しましょう!