パーキンソン病に限らず、担当ケアマネージャーとの関係は大切です。

パーキンソン病

私たち要介護者は通所リハビリの利用、福祉用具のレンタル、住宅改修工事など、まずケアマネージャーと相談し話し合いが必要です。

最初の顔合わせから、私のパーキンソン病も進行しています。困ったことや目標ができた時、一番にケアマネに連絡し相談に乗ってもらわなければ話が進みません❗いろいろな事の橋渡し的な役割を担っているのです。

今回は
①ケアマネージャーって、どういう資格なの?
②ケアマネージャーと相性が悪い時はどうしたら良いのでしょう?について書いていきたいと思います。



パーキンソン病の診断が下り要支援1の介護保険被保険者証が届いたときは、本当に落ち込みました。明るい担当ケアマネのおかげで色々と助けてもらっています!

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ケアマネージャーって、どういう資格なの?

ケアマネさんとか担当ケアマネとか言ってはいますが、実際にどういう人がその資格を持ち、本来どういった仕事をしているのでしょう?案外知らないことって多くないですか?

私たちは「ケアマネジャー」どころか「ケアマネ」と呼ぶことが多いのですが、正式名称は「介護支援専門員」といいます。2000年に❝介護保険制度❞の導入と同時に誕生した資格なんです。

介護認定を受けた本人やその家族からの相談に応じたり、利用者の希望をヒアリングしたうえで、適切な介護保険サービスが受けられるように『ケアプラン』を作成し、関係機関との連絡や調整を行ったりします。ですから、私たちパーキンソン病患者に限らず要支援者、要介護者にとって「ケアマネージャー」は無くてはならない存在なんです

ケアマネージャーの受験資格は?

2018年以降は、ケアマネージャー試験の受験資格が凄く変わるようですね!という事は2017年は駆けこみ受験で大変でしょうね。日程は平成29年10月8日 (日)です。

ここまでは、従来通り、ホームヘルパー2級(今は、こんな呼び方しませんよね)と社会福祉主事任用資格者(これ私も持ってます!数十年前に社会学部を卒業したら自動的に付いてきた※必要履修科目有り)が、要介護者等の介護や介護者に対する介護に関する指導を行う業務に5年以上従事していること。

無資格の人が同様の業務に10年以上従事していること。の2つが条件でした。2つ目は❝無資格❞でも実務経験を積んでいれば受験資格があるわけです!

★では、2018年からはどう変わるのでしょうか?

医師・歯科医師・薬剤師・助産師・看護師・准看護師・保健士・介護福祉士・社会福祉士・理学療法士・作業療法士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士・精神保健福祉士などの❝国家資格❞を持っている人が、保健・医療・福祉に関する資格に関わる実務に5年以上従事していること。この5年も900日以上という条件がつけられています‼

または、生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員を相談援助業務を特定の福祉施設・介護施設・障害者施設などで5年以上従事していること。こちらも上記同様に900日以上という条件があります

 もともと国家資格や相談員などの資格を持っている人は従来通りなのですが、無資格で10年勤続の人は今年がラストチャンス!これを逃せばその前の資格からチャレンジしていかなければダメ!となると気が遠くなりそうです😱頑張りましょう

ケアマネージャーと相性が悪い…人間ですから仕方ないです!そんな時は、どうしたら良いの?

私は運良く、そのケアマネージャーが有能かどうかは別として(ゴメンね!)気が合う友人という感覚で何でも相談できます。最初に担当ケアマネとしてパーキンソン病になり介護認定も受け、これからどうしたら良いの⁉と打ちひしがれていた私に、地域包括支援センターの担当ケアマネジャーが訪問に来てくれました。

ザックリとした性格というと言い方は悪いですが、歳も近く話をしてて思わず笑っている自分がいました。それから5年目の付き合いですが、相変わらずザックリしててコラコラ!っていうツッコミどころも満載ですが、相談事に対しては一生懸命に応えてくれる陽気なケアマネです😍

と、まぁ私は恵まれてますが、そうでない場合もあります。それはどちらが悪いわけでもありません。得意分野や経験の異なるケアマネジャーは、もちろん個性もそれぞれなので、やはり「合う・合わない」があるのも自然なことです。

でも、ケアマネジャーにはさまざまな相談に直接のってもらう必要があります。当然個人情報も伝えないといけません。合わないな~と思いながら辛抱して言いたいことも言えないなんて介護を受ける側も、担当の介護者のQOLの維持に努めようとするケアマネも空回り状態になるだけです。

そんな時は、お互いのために遠慮なく申し出ることが大切です。地域包括センターや市区町村の介護保険課に相談するとトラブルなく担当のケアマネジャーを変更してくれると思います。その辺り、ケアマネさんも心得てくれている筈です。

次回、ケアマネージャーの仕事などについて詳しく触れていきたいと思います。

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