パーキンソン病の命綱は『薬』。薬の飲み方を工夫してますか?


長いドクターショッピングの末、パーキンソン病の薬を服用するようになって約6年。徐々に朝一回目の服薬の後、薬が効き始めるまでの時間が長くなっています。逆に、1年に一度くらいだった病気の進行の自覚は徐々に短くなっています。悲しいですが…。

診察時に主治医に相談した際、「レモン水で薬飲んでみますか?」とのこと。ビタミンCと一緒に飲むと薬の効きが強くなるらしいのです。

ただ、常に冷蔵庫の中にレモンを常備しておくこと、オフになった時にレモンをナイフで切って搾りレモン水を作れるかどうか?と、主人と考えた結果、某メーカービタミンCの
ジュースで薬を飲んでみることにしました。

今回は、ビタミンC飲料で薬を服用してみた結果(あくまでも私個人の結果・感想です。服用している薬の種類によっても違うでしょう)。また、外出時に服薬する際“便利だな!”と思った物がありますので併せて書いていきます。

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ビタミンCとは?

ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつ。16~18世紀にかけての大航海時代は、船に新鮮な野菜や果物を積み込んでも保存することができないためビタミン不足から船員たちの間で“壊血病”が流行したというのは教科書でみた記憶がありますよね?その壊血病を予防する成分がオレンジ果汁から発見されたとのこと。

私たちと同じ哺乳動物の多くは体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができます。ところが、人など一部の動物は合成に必要な酵素がなくビタミンCを合成できません。そこで食事からビタミンCを摂取しなければならないのです。

ビタミンCの化学名は「アスコルビン酸」。生体内では通常還元型の L‐アスコルビン酸または酸化型の L‐デヒドロアスコルビン酸の形で存在しています。
※壊血病とは…出血性の障害が体内の各器官で生じる病気。ビタミンC欠乏状態が数週間から数カ月続くと症状が出現する。

ビタミンCには、毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ働きがあるほか、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあるといわれています。

また、最近はビタミンCの抗酸化作用により、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効ではないかとも言われているようです。

私たちは体内でビタミンCを作れないため、何らかの形で摂取しなければいけません。その推奨量は成人で100mg。※通常の食事からの過剰摂取の報告は無いようです。

では、排泄量を考えて過剰摂取になるのはどんな場合かと言うと、直ぐ思い浮かびますよね!“サプリメント”や“ビタミンC飲料”です。日常の食事以外にサプリメントやビタミン飲料から1,000mg/1日のビタミンCを摂取することはおススメできないとのこと!!ショックです。

柑橘類によって胸やけがしたり、他の症状が悪化することもあるとのこと。上記で“ショック”と書いたのは、実はビタミンC1,000mg入り飲料を朝の服薬時に飲んでいたのです。

ところが薬が効きにくいという症状に改善はみられず、軽い乗り物酔いのようなフワフワした感じと吐き気が続いています。ビタミン飲料を飲み始めて2週間後くらいでしょうか!

また、ビタミンCの摂取量と排泄量を考えると、通常の食事以外に、サプリメントから一日当たり1,000mg以上のビタミンCを摂取することは推奨できないとされています。

オレンジジュースや仕上げのレモン汁が、逆流性食道炎の原因とは考えにくいけれど…。柑橘類によって胸やけを感じたり、他の症状が悪化したりする人もいるのは事実みたい。

過ぎたるは及ばざるがごとしでしょうか…まぁ、私は元々ドリンク剤は苦手だったので、他の患者さんが皆さん胸やけがするとは限りません。

今は、一本のドリンクを服薬の度にチョビチョビ入れて、一日かけて飲んでます。

薬を飲むのは『水か白湯』と言われてはいますが、もし水も白湯も無かったら?とりあえず目の前にある水分で薬を飲みましょう!

確かに、コーヒーはカフェインが多い!とか牛乳(胃で溶けずに腸で溶けるように工夫してあるのに牛乳で飲むと胃で溶けてしまうそうです)、スポーツドリンクも良くない点は挙げられています。

けれど、お薬を飲まないよりは飲んだ方が良いに決まっています。常時、“良くない”と言われるもので服用するべきではないですが、“薬を飲まない”または“水分なしで飲む”よりは良いのではないでしょうか?

もし、水や水分なしで薬を飲み込もうとしたら…今は、口の中で溶けるタイプの薬もあります。それは、その飲み方で効果を発揮できるように開発された薬です。

通常の錠剤、ましてカプセルタイプの薬の場合は、水なしで飲み込むとスムーズに薬が流れず、食道にくっついてしまい炎症を起こすこともあるとのこと!よく“薬は用法用量をよく読んで”とありますが、まさにその通りです。

ただ、じゃあ乳製品は飲めないし食べられないの?などということはないと思います。大切な栄養がイッパイですし、何よりパーキンソン病患者の大敵“便秘”のためにも腸内は整えておかなければいけません。

単純ですが、服薬の時間から間を開ければ済むことです。薬の効き目を少しでも安定させ、長持ちさせるためには「好ましくないこと」はできるだけ避けた方が賢明だと思います。ただし、上述したように、やむを得ない時は“そこにある水分”で必ず薬を服用しましょう。

また、サプリメントも適量は良いと思いますが、以前にも書いたようにビタミンB6は注意してください。マルチビタミンは一気に摂取できて便利ですが“ビタミンB6(レボドパの代謝を進め作用を減弱させる)”が入っています。シッカリと説明書きを読んで購入しましょう。

最近ではドラッグストアでも取り扱える医薬品が増えてきたので、薬剤師、登録販売者が常駐している場合もあります。私は、お薬手帳を持っているので、痛み止めを購入するときも他の薬との相性は尋ねるようにしています。

私がハマっている服薬の時の優れもの!

私たちパーキンソン病患者が長時間出かける時、忘れてはならないのが『薬』です。そして、いつ、どのような状態で「服薬時間」がやって来るのか??神のみぞ知る…。

計画は立てて行動してしていますが、そういつも都合よくいくわけではありません。例えば、私は自分のブロックの卓球に行く際も電車を使います。

そこで服薬タイムになったら!ケースに一回分は入れてありますが錠剤は落としそうになる!ペットボトルのキャップも開けなければ!そして上を向いてグッと薬を流し込むのですが、むせそうになります。

実際に私が飲んでいる物とは違います。社名、商品名は避けたいと思います。上のようなクラッシュタイプの飲むゼリーはすごく便利!

一番気に入っているところは、下を向いたまま吸い込んでも薬がスムーズに流れ込んでくれるんです。講演会の途中でもカチャカチャと音を立てて水筒を開けたり、いかにも薬飲んでます!って格好をしなくて済みます。

なによりも“むせることが減りました!”。これって、大切ですよね!優れものの理由は他にもあって、持ち運びしやすい(容器自体が軽いし、コンパクト)、飲み終わった後はクルクルと巻いてしまうと本当にバッグのどこにでも入ります。

まとめ

私たちは、現時点では(多分まだまだ)『薬』とお付き合いをしていくことになるでしょう。それならば、自分にとってできるだけ効率よく、安全に服薬し続けられるか!を考える必要があります。悲しいですが、進行とともに。

コメント

  1. 花丸 より:

    Cは意外でした。サプリはEを摂っていましたが、この病になってやめました。でもCは尿として排出されるからと就寝前にジェネリックでないお高いCを1200mgも飲んでいます。
    お薬をレモン水で飲むのがいいならCのお薬と一緒に飲もうかと思っていました。
    早く効きそうなのでスポーツドリンクでお薬を飲むこともあります。
    PDで体に負担をかけているのですからせめてできることくらいしっかり学んで頑張ってくれている体をいたわってやらねばいけませんね!ありがとうございました。

    • コメントありがとうございます。ただ、まずは避けた方が良いこと、例えば牛乳で飲む、マルチビタミンを多用するなどを除けば“自分にとって気持ちよく暮らせるように”すれば良いかなとも思います。逆に言えば、してはいけないことをすると、薬の効きが悪くなったりして“気持ちよく”は暮らせません。体は正直ですから。スポーツドリンクも汗をかけば身体が必要とします。適量であれば、とても良い飲み物です。でも、あまり成分表示までは見ないですよね!塩分、カリウム、マグネシウムなどが入っています。これから熱中症が心配な時期です。心配のあまり水分を全てスポーツドリンクで摂取してしまうと、私たちが便秘対策に処方されているマグネシウムと重なって下痢を起こしたり、塩分の摂り過ぎにもつながります。まぁ、何事も「過ぎたるは…」でしょうか?つたないブログを読んでくださりありがとうございます。