パーキンソン病の介護保険認定調査って難しいのです。審査の流れと認定調査員について!


パーキンソン病になって5回目にもなるのに「介護保険認定調査員」がどういう立場の人なのか?資格はあるのか?知りませんでした。今年の調査員の方が名刺を下さったことで、自分の介護度が誰に、どのようにして決められているのか調べてみました。

毎年、秋は介護保険証の更新、パーキンソン病の特定医療費(指定難病)受給者証の更新と、何だか落ち着きません。別にこれと言って、私が走り回ることではないのですが…。

昨日の午後7時半に介護保険認定調査員の方に来ていただきました。立会人が主人のため、仕事が休みの土曜日かギリギリ帰宅可能な時間に限られてしまい、毎回調査員の方には迷惑をかけています。

調査員として来られる方は毎回変わります。決められた項目を順番に質問され、こちらが答えていくのですが、質問項目は同じでも調査員さんによって雰囲気も変わります。中には「私は、あくまで調査に来ているだけです!」と、わざわざ前置きされる方もいて驚いたことがあります。そんな事分かってますって❗とは言えませんけど…。

今まで、調査に来られる方がどのような資格を持たれた方なのか、あまり深く考えた事がありませんでした。いつも「○○から来ました」という自己紹介だけで限られた時間でドンドン進んで行くからです。

ただ、昨日調査に来られた方は直ぐに名刺を出されました。何気なく名刺を見ると『介護支援専門員』『社会福祉士』という資格名が書いてありました。5回目にして初めて調査員の方の基準が気になるという❝間の抜けた❞話ですが、今回介護保険認定調査員について書いていきます。

 

サイド上

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要介護認定を受けるにはどうすれば良いの?


65歳になると交付される「介護保険被保険者証」を提示しても、介護保険サービスは受けられません。介護保険サービスの利用が必要であれば、まず申請をし、「要介護」「要支援」の認定をしてもらわないとダメなんです!

❖要介護認定の流れ


要介護認定には1次判定と2次判定があります。まずは市区町村に申請するところからスタートです。

《1次判定》
市区町村の担当者(介護保険認定調査員)による聞き取り調査と主治医意見書(これも非常に重要です!)を基に、何とコンピューターが介護にかかる時間(要介護認定等基準時間)を算出しているそうです。
コンピューターソフトが使われているなんて思ってもみませんでした‼

《2次判定》
1次判定の結果をもとに『介護認定審査会』が行われます。介護度は「要支援1・2」「要介護1~5」に分類されます。それぞれ受けることができるサービスが違いますから、聞き取り調査をする担当者の責任は重いものでしょうね❗ちなみに私は要支援2です。

『介護認定審査会』の委員は、市区町村長が任命した保健、医療、福祉に関する学識経験者。審査会で、各調査項目の結果や主治医意見書の記載内容を審議して、ようやく要介護度が決まります‼これは大変な作業ですよね。私のように65歳未満でも疾病・怪我によって介護が必要となった人もいるわけですから審査する人数、項目は膨大でしょう‼

通常手続きを始めてから認定されるまで1ヶ月と言われていますが、主治医が総合病院で勤務日数が少ないなどの場合は、意見書の提出が遅れます。そうするとズルズルと全てが遅れてきますから、介護保険の申請を考えている旨を主治医に伝えておいた方がスムーズだと思います。


介護保険認定調査員になるには、資格は必要?


要介護認定を判定する際、実際に申請者の心身の状態を知っているのは主治医と介護保険認定調査員だけ!ということになります。ということは、調査員の仕事は本当に重要なのですね。

介護保険認定調査は、申請者が新規か更新かによって、調査を行う者が規定されています。新規の場合は市区町村の職員、市区町村より業務を委託された法人(社会福祉法人、民間の企業、日本赤十字等)により実施されます。

更新時の場合は、上記に加え、居宅介護支援事業者、介護保険施設、地域密着型介護老人福祉施設等、また介護支援専門員(ケアマネージャーの方が一般的ですよね)により実施されます。※厚生労働省にて。

また、介護保険認定調査を行うには上記の施設に所属し、かつ都道府県、指定都市で行われる介護保険認定調査員研修を受けることが必要なのです。これは大変!

やはり、介護保険認定調査を行うにあたっては、介護に関する知識は必要ですよね!認定調査員として最適な資格と言われているのが介護支援専門員(ケアマネ)‼その他の介護、医療に係わる有資格者でも介護保険認定調査員として就業することができるそうです。

パーキンソン病の「介護保険認定調査」は難しいです!


私たちパーキンソン病患者は、薬が効いている時(いわゆる❝オン❞の時)であれば、調査の質問項目の❝できるか?❞、❝できないか?❞という動作は、問題なくできてしまうのです。

けれど、薬が効いていない時(オフの時)や、効きすぎてジスキネジアが出ている時などは、家の中の移動すら怖いくらいです。足もすくんで動かないし、ろれつも回らない…。かと言って、調査員の方にその姿を見てもらうために薬を1回でも抜くなどということは無謀としか言いようがありません‼

最初の調査員の方は、たまたまパーキンソン病をほとんどご存知なかったようで「私が見たところ自立としか判断できません」と言われてしまいました。ですが、主治医の意見書が重視されたのか『要支援1』の介護認定が通りました。

その後は、薬の副作用で身体が曲がってしまった時期もあり、介護度は『要支援2』となっています。ベッドでの寝返り、起き上がり、着替えなど、日常生活でどれほど困っているかを口頭で伝えるのは難しいです↘↘

まとめ


高齢の方に限らず、パーキンソン病の私も❝来客がある❞と思うと、少しテンションが上がってしまいます。立会人である主人が、冷静に日常の本当の姿を説明してくれるので助かっています。

主人が私の側で、病状の変化を客観的に見てくれるので(本当は途方に暮れているかもしれませんが…)、不安を抱えながらも、こうやって暮らしていけるのだと感謝しています。

このブログを書いている最中に、昨日の調査員さんから電話がありました。聞き洩らさないように注意していたのに、まとめようとすると抜けていた箇所が有ったので確認のためとのことでした。偶然ですが、あらためて『介護保険認定調査員』という仕事の大変さを実感しました。