パーキンソン病患者の『靴選び』のポイントは?


パーキンソン病になると歩き方が前のめりになったり、足先に負担がかかるせいか足のトラブルが増えてくるように思います。

前にも“陥入爪”について記事を書きました。数年かかって、ようやく両足の陥入爪は完治!それからは1ヶ月に一度、爪の状態をチェックしてもらうのと、爪切りをお願いするだけになっていました。

★陥入爪の記事はこちらです。⇒クリック

ところが、昨年ヒドク足が浮腫んで以来、また爪に異変が!浮腫み方がハンパなかったため、合う靴がなく、リハビリに行くために中敷きを全て取りその中に足を無理矢理ツッコんで歩いてました。

浮腫みが一番ツラかった時の足です(何ともお見苦しいですが…)。

血液検査でも異常は認められませんでした。主治医は、抗うつ剤を断薬した替わりに飲み始めた“むずむず脚症候群”のための「ランドセン」か「シンメトレル(アマンタジン)」の副作用の可能性も考えらるということで、両方の薬の減薬と漢方薬の処方で様子を見てきました。

これは、まだ浮腫みが残る1ヶ月半くらい前の画像ですが、かなりマシになっています。

今回、私を悩ませているのが『肥厚爪(ひこうづめ、ひこうそう)』というものだそうです。多くの場合は、足の“親指”のようですが、私の場合は右足の第3指で爪が小さいので気づくのが遅れてしまいました。また、爪に注意する日々の始まりです。

 

サイド上

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肥厚爪とは?

読んで字の如し、爪が分厚くなった状態を『肥厚爪(ひこうづめ、ひこうそう)と言います。少し前から違和感があったのに放置しておいた自己責任なのですが…それまで痛くも痒くもなかったのに、ある日突然、靴下は引っ掛かる、痛みはある!で、いつも爪のメンテナンスをしてもらっているところに即予約を入れてもらいました。

一目見るなり「あらま、こんどは肥厚爪?!」と言われてしまいました。多分、浮腫みや歩き方のせいで、長期間爪に圧迫が加わったりすることが原因かなとのこと。それから、薬を数種類服用している人にも多いそうですが…。

放置しておくと、爪が割れやすくなったり、厚くなった爪の中が空洞になったり、変形して伸びた爪が肉に刺さり痛むこともあるそうです。たった1本の足の指の爪だけで、靴下を履くことも“ままならない”なんて…。本当に爪って大事です。

爪の悩みで病院に行くとしたら何科?かというと、ご存知かと思いますが「皮膚科」です。ただ、なかなか“爪”に詳しい皮膚科の医師に巡り合うことは難しいかもしれません。※あくまでも私個人の意見です。

爪は皮膚の一部なんです。皮膚の表皮という部分の角質が硬化してできたもの!皮膚は、私たち人間の体のなかで最大の防御器官なのだそうです。手の爪より足の爪の方が厚いのは、足の方に何らかの圧力がかかる可能性が高いから!

そして小指って小さいけれど分厚いですよね。ついぶつける機会が多い小指!守る必要性の高い爪は自然に分厚くなるそうです。人間の体って凄い!

そして、その日は削ることができるギリギリのところまで爪を削ってもらい、できるだけ丸くなるように丁寧に“爪ヤスリ”で磨いてもらって応急処置完了です。痛みや引っ掛かりは、ずいぶん楽になりました。暫くは、この処置が続きそうです。

実は、反省点が一つ。陥入爪が治ってからは調子にのってまた少しつま先が細めの靴を履いていたんです。それも災いしたかもしれません。

 

足に優しい『靴選びのポイント』は?

まず、一番最初にして欲しいこと。これは私の経験上なのですが、自分の正確な足のサイズを知ること!だと思うんです。日本人は皆が“幅広、甲高”ではありません。私は、幅の広い靴だと前に滑ってしまい、爪を圧迫して陥入爪になりました。

今は、オーダーメイドほどではなくてもフィッターさんのいる靴屋さんがありますから簡単に測ってもらえます。※必ず、そのお店で買わなくても大丈夫!左右の大きさが結構違っててビックリしました。

パーキンソン病患者にとって大切なのは、足にフィットして、軽くて、脱ぎ履きがしやすいことですよね。そして、もし購入した靴に違和感があればPT(理学療法士)に相談してみましょう。中敷きの下にチョッとした調整をしてもらえることもあります。また、良いインソールを紹介してもらえたりします。

それだけでも、随分歩きやすくなります!良いインソールは値段も高いのですが、他の靴にも使えるし、何と言っても使い心地が全くと言って良いほど違います。足を痛めることを考えれば妥当な出費かな…と思います。できれば、横がフィットで足先は指が動く感じがベストです!

また、すり足になりがちな場合、柔らかい靴底は良さそうで案外歩きにくいのです。特にカーペットなどの上を歩くときは、つまずきやすいので注意しましょう。

かと言って、足元のオシャレは忘れたくないですよね!今は、介護用でも結構素敵な靴があります。ケアマネージャーに相談して福祉用具専門相談員さんにカタログを持って来てもらうのも良いかもしれません。“これなら履ける”と思うものもあると思います。

近頃は、デパートでも介護用品のフロアーが充実してます。楽しく自分に合った靴を選びましょう!

◆あらゆる“足の悩み相談”や“健康靴”を作り続けているお店がありました。デザインも中々素敵。ただ、我が家からは遠すぎますけど…。お店のホームページはこちらです!⇒クリック

◆パーキンソン病の代表的な症状の『すくみ足』。これって本当に恐怖です。体は前に進もうとするのに足が接着剤か何かでくっ付いたみたいに離れない!

オランダで開発中の“すくみ足対策”のシューズがあるそうです。パーキンソン病患者なら分かりますよね!何故か、ラインが引いてあったりすると歩き始めることができるんです。ですから、案外私たちは階段を登れたㇼしちゃいます。階段には滑り止めがついてますよね。あれが良い感じのラインになるんです。

肝心の開発中のシューズというのが靴紐部分にレーザービームを出すデバイス(機器)がついているのだそうです!45㎝くらい先にレーザーがラインを描くというもの!そしてこのシューズが“優れもの!”だと思った点は、レーザーが出っぱなしではなく、足が止まったときにだけレーザーを発するというところ。

まだ、課題も残っています。私たちが立ち止まってしまうのは『すくみ足』の時だけではありません。開発チームは『すくみ足』だけを検出するように、さらに研究を続けていくそうです。できれば、オシャレに仕上げて欲しいと願うのは贅沢でしょうか?