今さらですがパーキンソン病とパーキンソン症候群の違いです。


何となく分かっているようで、きちんと理解できていないパーキンソン病とパーキンソン症候群。そんなこと知ってるわ的な感じで、普通に使っている病名ですが…今さら聞けない😅

今回、今までモヤモヤしていた『パーキンソン病』と『パーキンソン症候群』の違いを遅ればせながら調べてみました。

一昔前であれば、患者が病院の先生に質問したり薬の説明をして欲しいっていうことは❝タブー❞だった気がします。はい、じゃお薬出しておくからお大事にね!で診察終了でした。

けれど、今は最新の情報の提供、薬の詳しい説明を望んでいる患者も増えてきています。その辺り古い考えの医師と患者の間にギャップを感じます。

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『パーキンソン症候群』とは?

パーキンソン症候群とパーキンソン病は、全く違う病気なのでしょうか?両者には関係性があるのでしょうか?

“?”マークだらけになってしまいました。私自身がパーキンソン病と診断される2~3年前に、心療内科で処方された「ドグマチール」という薬の副作用で、薬剤性パーキンソン症候群になったことがあるんです。

ドグマチールは、食欲がなく体重減少が著しかったため処方されました。飲み始めてから、数週間で体が鉛の様に重くなりました。

今でも鮮明に覚えているのは、初期のパーキンソン病と違って『体の両側に同時に、症状が出る』という事!

自転車のペダルがいつもの何倍もの重さに感じました。歩くときは足に鉄アレイを付けてるかのようでした。表情が、仕事仲間から言わせると“能面”のようだった
そうです。
※この症状が、突然現れたのです❗

その時の私は周りから、どんな風に見られているを考える余裕すらないほど、体がキツかったんだと思います。ドグマチールを服用後の急な体調の変化を心療内科の医師に伝えると「薬剤性パーキンソン症候群ですね。止めれば治るよ!」とだけ…なんの説明もなし😡

確かにドグマチールの服用を中止した途端、嘘のように体は元に戻りました。

そもそも○○症候群ってなんのでしょう?(syndrome)

大辞林によると、ある特定の疾患もしくは病的変化を基盤として出現する一群の身体・精神症状。原因の異なる疾患が同一の症候群を現すことがある、とあります。ウ~ン、分かるような分からないような。

《パーキンソン病の2つの大きな症状》

①運動症状
手足の震え、筋固縮、動作緩慢、姿勢反射障害など
②非運動症状
便秘、めまいなど「自律神経症状」「認知症の症状」鬱などの「精神症状」など

はパーキンソン病の特徴症状で『パーキンソニズム』といいます。パーキンソニズムは、パーキンソン病以外のさまざまな病気でもみられる症状なんです。

重要なのは『パーキンソニズム』は“症状”を現す言葉であって、病名ではないということですね‼

《パーキンソン症候群には、どんな疾患があるの?》

◆パーキンソン症候群とは、パーキンソン病以外で『パーキンソニズム』が現れる病気の総称です。
❖薬剤性パーキンソン症候群
❖脳血管性パーキンソン症候群
❖正常圧水頭症
❖神経変性疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症など)
❖レビー小体型認知症 などです。

《パーキンソン病とパーキンソン症候群の違いは?》

◆どちらもパーキソニズムがでます。それではどこに違いがあるのでしょう?
❖一般的に「パーキンソン症候群」では、筋固縮の症状が現れるケースが多く、左右対称に症状が現れやすい。私は経験済みです。

❖パーキンソン症候群は、進行が早く早期から転倒する場合がある。⇒本当に突然来ます!

❖「パーキンソン症候群」では、パーキンソン病の治療薬(L-ドーパなど)が効きにくい。

❖「パーキンソン症候群」でもパーキンソニズムが現れるが、それらの多くは「パーキンソン病」とは実質的な原因が異なり治療法も異なる。

◎薬剤性パーキンソン症候群
パーキンソン症候群の約20%を占めると言われています。制吐薬や抗うつ薬など様々な薬に可能性がありますが、服用した人全員にパーキンソニズムが現れるわけではありません。

◎脳血管性パーキンソン症候群
脳血管障害が原因の病気により、運動機能が障害されパーキンソニズムが現れます。歩行障害や姿勢反射障害が目立つケースが多いようです。

パーキンソン病とは違い左右の足を開いた歩き方で、認知症の症状が現れることもあるようです。

◎正常圧水頭症
脳室の髄液の流れが滞り、過剰に溜まることで脳を圧迫します。歩行障害、尿失禁、認知機能障害が主な症状。チューブを脳室に入れ髄液を出す「シャント手術」が効果的。

◎神経変性疾患
パーキンソン病のように脳神経が変性する病気の総称で初期はパーキンソン病との鑑別が難しいのですが、有効な薬などが無いものもあり、そこがパーキンソン病とは異なるところです。

◎レビー小体型認知症
パーキンソン病は、レビー小体が脳幹を中心に現れることで発病します。レビー小体型認知症は、レビー小体が脳の大脳皮質を中心に現れ発病します。レビー小体が原因の病気をまとめて「レビー小体病」と言います。

パーキンソン病が進行し、レビー小体型認知症の特徴的な症状の幻覚などが現れた場合は、直ぐに医師に相談し治療法を見直す必要があります。

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