訪問リハビリの担当PT(理学療法士)から、「アレッ?足が少し浮腫んでませんか?」と言われたのが昨年の11月の初旬過ぎ。その時は、自覚症状がなく、笑って済ませたのですが、その直後から徐々に「浮腫み」が目立ち始め、そのうち“パンパン”に!主治医は利尿剤を使わずに何とか治療を!という方針を変えず3ヶ月が経過。どうなったでしょうか?
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とにかく、靴が履けない(中敷きを抜いてようやく履ける靴が2、3足見つかりました。それでも靴から肉がはみ出しています。
しゃがめない。足の甲の肉が邪魔をして、引きつるような痛みもプラス!ただでさえ自分の体が思うように動かせないパーキンソン病患者にとっては“ダブルパンチ”です。※それもグーパンチ!
夜の靴下の“跡”がハンパない。粘土細工だとグルっと一回りそぎ落とした様な、輪っか状に凹んでました。その凹みがピタッとしたレギンスだと、その上からでもハッキリと分かるくらいでした。
利尿剤はどのような病気・症状に使うの?
❖浮腫み(むくみ)の原因は?
「浮腫」は皮膚の下に水がたまった状態。足の甲や足首がパンパンになって“くるぶし”はどこ?みたいになったり、手の場合は握ると違和感があったりしますよね。※体験者しか分からないですが…。
アルコールを飲んだ翌朝などは一時的なものなので、暫くすると元に戻ります。それが、何日間も浮腫んだままだったり3kg以上水分が溜まる場合は内臓病(腎臓、心臓、肝臓など)を疑って、念のため受診し、必要であれば一度検査を受けておいた方が良いかもしれません。
「浮腫み」は、痛いとは言え我慢できないほどではないので放置されやすいようです。内臓病からの浮腫みは両足が浮腫むことが一般的ですが、手や顔も浮腫む場合があるようです。内臓病を知らせてくれる“危険信号”としてとらえることが大切なようですね。
薬の中にも体を浮腫ませる作用をもったものが多いそうです。人によってその作用の出現には差があるとは思いますが、漢方薬、鎮痛剤、高血圧の薬、ホルモン剤などが挙げられるようです。
今どきの(古い言い方…)若い女性の中には、充分にスマートなのに病的とも取れるほど“浮腫み”や“体重”を気にするケースがあることがメディアでも取り上げられた記憶があります。そして、浮腫みを取り除くために「利尿薬」を乱用してかえって病気になってしまった!などという例もあるようです。
❖利尿剤の効能は?
利尿薬には、血液中の過剰な塩分を尿として体の外に出し、浮腫み取ったり、血圧が高い場合は血圧を下げる効能があります。利尿剤は、朝から昼にかけて服用するように処方されることが多いようです。夕方以降に服用すると、夜間トイレに行く回数が増え、睡眠障害も併発する可能性があるからだそうです。
【主な利尿薬の種類】
◆ループ利尿薬
商品名:ラッシクス錠、ダイアート錠など
利尿作用は強力です。心臓や腎臓・肝臓の機能が低下し、浮腫みがある場合に使用されます。血圧を下げる作用は、それほど強くないとのことです。
ただ、血液中のナトリウムやカリウムといった成分が尿とともに排泄されるため、それらの値が下がり過ぎるという副作用が出る可能性もあるようです。
◆サイアザイド系利尿薬
商品名:フルイトラン錠など
こちらは、浮腫みに対する作用は穏やかなようです。その一方で血圧を下げる作用はループ利尿薬より強いため、“血圧の薬”として使われることが一般的みたいですね。ループ利尿薬と併用することもあるようです。
副作用としては、糖尿病の患者さんが大量に使用すると返って糖尿病が悪化することがあり、尿酸値が上昇することがあるとのことです。
◆カリウム保持性利尿薬(抗アルドステロン薬)
商品名:アルダクトンA錠など
副腎から分泌され、血圧を高める作用のあるホルモンの働きを抑えるため、穏やかに働きかけ血圧を下げます。また心不全の改善に効果が期待されるそうです。また、カリウムを体外に排出しないという特徴があるため、他の利尿薬と併用して使用することが多いようです。
逆に他の利尿薬と異なり血液中のカリウムが上がることがあります。また、長期使用で、乳房がふくらんだり痛みを感じることがあるそうです。
◆炭酸脱水素酵素阻害剤
商品名:ダイアモックス錠など
分類は利尿薬ですが、浮腫みをとる作用は弱く、主に眼圧を下げる働きを利用して緑内障の治療やてんかんの治療、肺の病気で血液が酸性になった時、月経前緊張症、睡眠時無呼吸症候群などに使われるそうです。
稀ですが、血液障害とアレルギーによる皮膚の発疹です。服薬後、一時的に視力が落ちたり、手足や口のまわりがしびれるような感じがすることがあるとのことです。
私の『浮腫み』の原因を調べるために2回血液検査をしました。1回目は内臓に異常はないかを調べるため。2回目はアレルギー反応を調べるためでした。2回とも全く異常なし!
上記の様な副作用のことを考えると、内臓の異常もなく、上が80くらいの低血圧の私に『利尿剤』を使わなかったのは、やはり正解だったのでしょうね!でも本当にパンパンだった時は「どうにかして~!」って感じでした。
ひどい浮腫みから漢方と減薬治療で3ヶ月後の結果です!
●一番ひどい時の足です。前回同様、お見苦しいですが、絶不調の足です。これ何?状態ですね。
ここまで!?って皆に驚かれました。
●少し前に撮った“足”です。本来の1割増しくらいまで戻ってきました!
やっと、靴が履けるようになりました。PT(理学療法士)からは、あとは“くるぶし”が出てきたら、ほぼ元通りかな!と言われてます。本当にビックリしました。
❖パーキンソン病の『浮腫み』の原因として考えられるのは?
まず挙げられるのが、自律神経障害。血液の循環が悪くなる⇒体温調整がうまくいかなくなる⇒手足が冷えやすくなる⇒足が浮腫む!
次に考えられるのが、薬の副作用です。特にドーパミンアゴニストで起こりやすいと言われています。ただ、パーキンソン病の症状には波があります(これは、以前ブログでも書きました)。同じように薬を飲んでいても、強く浮腫みが出る時と軽いときとがあったりします。本当に不思議な病気です。
他にも、パーキンソン病になると体が動きにくくなる⇒座ったままで、下肢を動かさない時間が多くなる⇒ずっと足を下ろしている姿勢でいると、下肢が浮腫む。※本来なら心臓から足へ行った血液は、筋ポンプという筋肉の収縮で静脈血を心臓へもどしているのです。
❖浮腫みの対策は?
まず、とにかく冷やさない!できるだけ自分でも足のマッサージをしましょう。でも、ハードルは上げ過ぎないでください。長続きしませんから…。
寝る前、起きた時に足首から膝に向かって10回ずつぐらい上下にさする。膝から太ももにかけて10回ずつくらい上下にさする。足首をクルクル回す。この程度ならできますよね。凄いメニューを組んでも三日坊主では効果は出ません。パーキンソン病は、何事も『継続は力なり』です。
次に薬です。直近で増やしたものから減らしていくのが、私の主治医のやり方です。一日2錠×2(4錠)飲んでいた“シンメトレル”を1錠×2回に減薬して様子を見てみました。それでもパーキンソン病の運動症状に問題は無かったため、今も減薬したままです。
受診を4週間に1度から2週間に1度に増やしてもらっています。漢方薬の五苓散を増やして様子を見る。ひどく浮腫みが出ていた時は、排尿の量も少なかったので、水分を摂ることを常に意識するようにしました。
この五苓散は、体力に関わらず使用でき、浮腫みにも効果があるとのこと。効き目もマイルドなので他に飲んでいる薬と併用しても問題なしということで処方されました。
そして、1ヶ月前から「むずむず脚症候群」のために飲み始めた“ランドセン”を1錠×3回から1錠×2回に減薬。それで、症状の悪化が見られなかったため2週間前から0.5錠×3回に減薬しています。薬が随分とシンプルになりました。減薬を始めて1ヶ月半くらい経った頃から徐々にですが、浮腫みが引いてきたように思います。
ただ、どうしてもパソコンの前にいることが多かったり、趣味の手芸や織物に夢中になっていたりすると“同じ姿勢”を続けることに…。これは、担当PTに即!見破られます。見事です。
まとめ
まだ、完全ではないですが良い感じで回復しています。リハビリのおかげと減薬が上手くいっているおかげです。肝心の私の自覚が足りません…。もっと体を動かさないと寒さで血行が増々悪くなりますね!ただ、転倒には気をつけます!
コメント
以前一度コメントを送りました。最近の難病の更新でヤール4と診断されてこのまま進むと、寝たきり状態になってしまうのかと落ち込んでいます。
私もパーキンソン病と確定されるまで3年くらいかかりました。違う病院で検査入院してパーキンソン病ヤール3と言われたのが2012年の秋でした。その時はまだまだ軽くて本当にそんな難病にかかっているなんて信じられませんでした。
今では一日5回薬を服用。オンとオフが一日3回か4回起きます。オフの時間を足すと10時間以上の日もあります。オフになり始めは特にひどく、家で歩行器を使っているのですがほとんど脚が出ず(太ももとふくらはぎの張が強く痛み痺れのため)特にトイレが心配の種でリリーフなどでしのぐ日もあります。とにかく脚が気持ち悪く、一番居心地のいいのがくるまいすなんです。で悪いときは玄関に広げてある車椅子に座って次の薬の時間までじっと耐えるか、じっとしてられずに歩行器でウロウロしています。
薬のメインはECドパールで一日5錠飲んでます。6錠がリミットで後の1錠は何か起きた時のために取っておきたいと主治医はおっしゃっています。ほかにコムタン4、プラミペキソール0,5を2ニュープロパッチ9ミリを2枚。降圧剤ニバジール朝のみ、トレドミン12,5ミリ朝晩飲んでいます。体調が特に悪いときは、カロナール500ミリ、デパス錠0,5ミリ、抑肝散エキスを飲みます。
私的には病院を変え、薬を変えてみたいのですが、今の状態では電車で30分、車でも30分が限度かもしれないので主人が反対しています。今の病院は車椅子で5分くらいです。
主治医にはもう5年みてもらっています。最初は質問が長くなるとあからさまに不快な表情をしましたが徐々によく話を聞いてくれるようになりました。迷っています。
とりとめもなく長くなりました。この辺で失礼します。
本当にこの病気は、厄介ですよね。新しい治療法ができるんじゃないかと言われては消えていったり、iPS細胞もいつのことやら。今度は遺伝子治療に期待と言われていますが…。2012年は、私の確定診断の1年前。服薬を始めて8年目でしょうか?ツラい時は次の薬の時間を待つ…分かりますね。ECドパールという書き方をされる方は珍しいです。マドパーでしょうか?私が服用しているスタレボもその種類の中かも。6錠が限界ということはマドパー?プラミペキソールも凄いですね。製品名で書かれる方はほとんどおられません。ミラペックスか?レキップ?
抗うつ剤や向精神薬も同じ病院で処方されるのでしょうか?カロナールは効いてますか?確か血流を良くする薬?私は病因のハシゴをしたのでこのカロナールをメマイなどの時に出されましたが、私の場合効いているのかいないのか分かりませんでした。漢方も飲んでおられるのですね。よく出されるお薬ですが。そうですね。理想はセカンドオピニオンを求められるのが理想なのですが。薬が多くなると、どれが効いて、どれが無駄な薬なのか分からなくなってしまうんですよ。今通っておられる病院は、薬合わせ入院はできませんか?ただ、救いは主治医との関係が良いというところですよね!それならば、主治医を変えず薬合わせ入院ができる病院を紹介してもらい、調子が良くなった時点で主治医の元に戻るという手もあります。関係が良好ならば病院を変えて、また最初から関係を築いていくよりズッと早道かもしれません。やはり病院が近いというのは、家族にとって大きなメリットです。ゴメンなさい、私の方が長くなってしまいました。また、コメントお待ちしております。
おはようございます。
薬についてですがECドパールはレボドパ配合剤でマドパーと同じ成分です。プラミペキソールは、非麦角系ドパミンアゴニストでレキップと同じ成分です。一日5回でなく六回に分けて飲んでいます。
パーキンソンと診断される前にうつ状態になりメンタルクリニックを受診し今も4週間に一度通院しています。2010年9月からですから9年以上です。抗うつ薬トレドミンも一番弱くなりましたが、昨年の暮れからオフの時間が長くなるにつれて私の脚の状態が悪くなりむくみ、筋肉の痛み、動けないなどで、精神的に不安定になり、精神安定剤のデパス錠、漢方薬抑肝散を悪くなったら飲むように処方してもらっています。
カロナールは整形外科で痛み止めとしてもらっています。
すみません、続きはまた後で。
R.Y.です。失礼致しました。午前9時半に一回目のオフが来て、12時半に薬を飲み大体一時間くらいでオンになり、動きやすくなります。
薬についてですが、睡眠中に時々大きな声で叫ぶと主人が主治医に告げたところリボトリール錠(てんかんの治療薬)が最近追加されました。それと貼り薬のニュープロパッチは徐々に増えていき9ミリを二枚貼っています。
HARETOKIDOKIさんのおっしゃる通り、どれが効いてどれがあまり効いていないのか今はよくわからなくなっています。ECドパールが一番効いているのは実感しています。
最近”パーキンソン病少しずつ減薬すれば良くなる”という本を読み、私は薬の飲み過ぎなのかしら と考えてしまうこともあります。
ちょうど一年前薬の調整で二週間主治医のいる病院に入院しました。そのうちまた調整入院になるかもしれません。ただ、薬を変えたら随分良くなったという話を訪問リハビリの方々から聞くことも有り、私も一度薬を変えてみたらどうなるかな?という願望もあるのです。減薬や薬を変えてみたいと主治医に申し出るつもりです。
またまた長くなりました。この辺で失礼します。もしかしたら二回目の送信が迷子になっているかもしれません。
リボトリール(ランドセン)ですね。私も酷い足の指の固縮を楽にするために一日以上飲んでいます。元は2錠でしたが、新しい神経疼痛薬のタリージェを飲み始めたため減薬中です。ニュープロはとんでもない副作用が出たため使えません。娘夫婦は、薬品関係なのですが遅かれ早かれ“かぶれ”でダメだったよ、なんて冷静というか何というか。マドパーは良い薬ですよね。私はニュープロの副作用でマドパーからスタレボに変えざるを得なくなりました。薬を増やせば良くなるわけではありませんが、減薬すれば良くなるかというと…私は医師ではないですが、必要な薬を適切に飲むことが必要だと思います。常に薬の“整理”は必要ですが、いたずらに減薬してしまう方が出ないかと心配です。必要な薬を自己判断で減薬した場合、悪性症候群を起こす可能性もあります。私も読んでみよう!“少しずつ”と書いてあるのに、焦って一気に減薬するのが一番怖いです。そうですね、まずは主治医に相談です。
二回目の返信には薬の内容を書きました。ECドパールはレボドパ配合剤でマドパー、ネオドパゾールと同じ種類です。
プラミペキソールはドーパミンアゴニストの非麦角系でビシフロールやミラベックスと同じです。一日5回と書きましたが一日6回に分けて飲んでいます。
2010年にうつ状態になりメンタルクリニックに四週間に一度通っています。今は抗うつ薬のトレドミン12,5ミリを朝晩飲んでいます。ただ昨年の年末からオフの時間が長くなり体調が悪い時間が続いたのでとんぷくとして抑肝散エキス、デパス錠を頂いています。
カロナールは整形で痛み止めとしてもらっています。3年前に人工股関節の手術をしたので手術で切開した周囲の筋肉が痛むためです。
haretokidokiさんのサイトは薬、いろいろな症状、今後の見通し、その他色々とても役に立ちます。共感することがいっぱいあって嬉しいです。
医療関係者に尋ねても多くの人がパーキンソンといっても人それぞれだから。
と口を濁されてしまう中で、このサイトを見ると心がなごみます。ありがとうございます。
私のつたないブログを読んでいただいて嬉しいです。私も精神科に4週間に一度通っています。先生の包容力が救いです。300床もの入院設備のある精神科です。そこの院長だし、高齢で激務なのにどうしていつもニコニコされているのか?つられて笑ってしまいます。泣き笑いの時もありますが。いろいろな事に手を出して、元気そうね!と言われますが、こんな病気になって元気なわけないですよね!とはいえパーキンソン病が治るわけじゃなし。どうやりすごすか、どうなだめるかですね。今日、障害年金の更新の相談に担当の社会保険労務士の事務所を訪ね、4時間も話し込んでしまいました。等級が下がらないか、年金事務所から通知が来るまでドキドキです。また、コメントお待ちしています。
いつも返信ありがとうございます。私のちょっとした疑問を書きたいと思います。
体重管理のため(現在の体重は人生の中で最高値更新中です。私も両脚のひざ下、特に足の甲とくるぶしのむくみがひどいので)入浴前と朝体重を計っています。電子体重計なので今は何かにつかまらないと静止状態にならないので測定に差しさわりが無いようにつかまっています。計測の中に筋肉スコアというのがあります。元気な時はマイナス1でした。それが今は、プラス4なんです。主人はマイナス1です。今の私は外出は車椅子、家の中でもほとんど歩かない、いや歩行器でやっとこさあるいている状態なんです。オフの時、常に私を悩ませている両脚の筋肉の痛みと張が結果的に筋トレになっているのでしょうか。haretokidokiさんは、こんな事ないですか。
遅くにすみません。私はオンの時は、何も持たずに電車に乗って出かけられます。強い痛みが(弱い痛みは一日中)始まると、足の指を糸で縛られるような痛みと指を床につけるだけで、飛び上がるほど痛いです。それから、ツラいのが“リラックスできない”ということ。椅子に座っていても、何をしていても、どこかに“力”が入っているんです。その体重計の仕組みはよく分かりませんが、筋トレというよりは、私たちの場合「筋肉疲労」ですね。全くの私の見解なので的外れも良いところかもしれません。いつもどこかの筋肉が固まっていたり、震えていたり…。歩ける人でも、どこか無理があるというか、すくみ足のときなど体中に力が入ります。筋肉疲労度を計測するなら、間違いなく増えていくでしょう。電子体重計の仕組みとやらを時間のある時に調べてみますね。
こんにちは
オフの時の私の辛さは、まさに体がリラックスできない という表現がとても合っています。私の場合は、力が入っている場所が両脚の太ももでありふくらはぎなんです。最近は胃の部分の外側、みぞおちのあたりも筋肉の張がときたまあります。
また時々思っていることを文字にさせて頂きます。ありがとうございました。
最近は、落ち込むことが多く…コメントありがとうございます。私も励みになります。